これまで「挙式と披露宴」の組み合わせが普通だった結婚式は、ニューノーマル(新しい生活様式)にあわせてトレンドが変わりつつあります。
「挙式のみでコスパ最高♡」というカップルも。挙式を中心に、ニューノーマルに対応したウェディングスタイルを選ぶのが最先端です。
「ニューノーマルでも理想の結婚式を挙げたい♡」というあなたのためにウェディング最新事情をお届けします。
Contents
1.ニューノーマルで、まず考えるのは「挙式のみ」
ニューノーマルでのウェディングを、コストパフォーマンス(費用対効果)で考えるカップルは、まず「挙式のみ」を考えています。
挙式のみはニューノーマルの時代にぴったり♡
人との適切な距離をあけるのが常識の生活様式「ニューノーマル」では、人を一箇所に集めるのが悪いと思われがちです。
しかし、披露宴をなしにして、挙式のみの結婚式を挙げるウェディングは、比較的セーフティー(安全)なウェディング。
人が集まっても、適切な距離が保てる「挙式のみ」のウェディングは、ニューノーマルの時代にぴったりのウェディングスタイルのひとつと言えるでしょう。
挙式のみは費用が安い♡
挙式のみのウェディングなら、挙式の時期や会場の人気や場所に応じて費用感も変わりますが、30万円~40万円が相場です。
ウェディングプランによっては約4万円から行えるものもありますが、その場合、各サービスがオプションになるのが一般的です。
挙式の記録を残すサービスや、ウェディングドレスの各種レンタル・着付け費用などの追加で、50万円前後の費用は見積もっておきましょう。
挙式と披露宴で、家族や友人を招待する一般的な結婚式の相場は350万円ほどなので、ウェディング費用の安い「挙式のみ」はコスパがよいと言えますね。
2.ニューノーマルで選ばれているウェディングスタイルって?
ニューノーマルのウェディングで、本当の意味でのコスパに気づいたカップルは「挙式+会食」かつ「家族のみ」のウェディングを選んでいます。
挙式+会食での結婚式がトレンド
ニューノーマルでのウェディングで選ばれているのは「挙式+会食」家族のみの結婚式です。
両親や兄弟のみゲストとして招待し、10人~15人ほどで挙式をし、その後食事会をセットで行うウェディングスタイルです。
新郎新婦の晴れ姿を見てもらう目的と、新郎新婦の家族の顔合わせも兼ねています。
費用面でいうと、会食があることで、挙式のみよりも家族からのご祝儀額が上がりやすくなり、新郎新婦の実費負担が少なくなる傾向にあります。
「家族だけの結婚式」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
ニューノーマルに適用したウェディングを挙げるには、ニューノーマルについて考えられている結婚式場を選ぶことはもちろん、新郎新婦とゲストに、いろいろなルールを守ってもらう必要があります。
会食中だけでなく、会食の前や後、会食の場所に向かう移動手段についてもニューノーマルとしての配慮が必要です。
換気のよい会場を選んだり、会食中の席次を適切な距離にしたりという会食のセッティングはもちろん、会食中には基本話さなくてよいように、ゲストのスピーチを事前に撮影しておいて流したり、会食後、換気のよい空間でマスクをした上での談笑をしたり、と新しい会食のあり方にあわせる必要があります。
ウェディングは、すでに新郎新婦だけが頑張れば実現できるものではありません。<乗り越えることで、2つの家族が1つの家族として絆を深める「儀式」になっています。
晴れ姿で家族と食事する「次のチャンス」なんて本当にくるの?
ニューノーマルでのウェディングとして「挙式のみ」を希望するカップルは、まず『二人だけで挙式して、世の中がもっと落ち着いたら、家族で食事したいね』と考えています。
しかし、多くのカップルはこう考え直しています。『晴れ姿で家族と食事する「次のチャンス」なんて本当にくるの?』と。
世界は常に危ういバランスの中にあります。「歴史は繰り返す」とよく言いますが、世界史を振り返ってみたとき、パンデミック(疾病の世界的な流行)は、数年〜数十年の間、世界情勢に暗い影を落とします。そして、長く続いた世情不安からしばらく、世界大戦や内乱のような軍事的な衝突が引き起こされるのです。
昨今の社会情勢を考えても、飲食・サービス業界の不況がささやかれています。素敵な食事ができる場所すらも、ずっとそこにあり続けるとは限りません。
そんな世界や社会といった背景を考えずとも、人の人生は短いもの。『あのときに、みんなで一緒に祝えていれば…』などという後悔だけはしたくないものです。
大切な人たちと、大切なときを過ごす機会というのは、人生の中でそう何回もあるわけではありません。
今というチャンスを、かけがえのないときを大切にしましょう。
ハイレベルな安全策をとっている式場などで会食するのは合理的
「大切な人と大切な祝いの場を持つ」という本当の意味でのコスパに気づいたカップルは、挙式+会食セットのウェディングを選んでいます。
ニューノーマルでは「会食は慎重になるべき」とされていますが、実際のところは「食べるときの食器や料理の皿を共用にしない」・「食べているときには基本、話さない」・「人との適切な距離を保つ」といった基本ルールが守れば、必要以上に怖がるものではありません。
むしろ、ニューノーマル対応としてハイレベルな安全策をとっている式場などで会食するのは、合理的な判断と言えるでしょう。
「ニューノーマル」は、まだまだ「これが正解です!」というライフスタイルにまで固まっていない新しいキーワードです。今を生きる私たちの行動によって、形づくられる言葉です。
ウェディングをすること、会食することを、今の時点ではネガティブに見られるかもしれませんが、近い未来、振り返ったとき、きっと評価は逆転し、新たなニューノーマルの一部になっていることでしょう。
まとめ
ニューノーマルでも理想の結婚式を挙げたい方向けのウェディングの最新事情をご紹介しました。
ニューノーマルでは、「挙式+会食」の家族のみのウェディングがトレンドです。ニューノーマルでも、ゲストに祝われる理想のウェディングを挙げるには、信頼できる会場を選び、新郎新婦の家族がニューノーマルにふさわしい行動がとれることが何よりも大切です。
大切な人たちと、大切なときを過ごすこと。そのために何ができるのか、何をしたいのかを考えましょう。「思い」のある行動は、必ず理解されるものです。
大切な人のために、理想のウェディングのために、今に遠慮せず、思いを伝えることからはじめましょう。
少人数や家族のみの結婚式を数多く手掛けるルクリアモーレなら、ニューノーマルなウェディングが叶いますので、まずはお気軽にお問い合わせください。