結婚式準備

結婚式の日取りはいつ決める?人気のシーズンや確認するポイントを解説

結婚式を挙げることになったものの、結婚式の日取りに迷っている人はいますよね。結婚式には、式場の予約が埋まりやすいシーズンや値段が安くなる日などが存在します。

この記事ではシーズンや日柄など、さまざまな面での日取りの決め方を解説します。結婚式の日取りに迷っている人、日取りの際のポイントが知りたい人は参考にしてください。

最も人気のあるシーズンは秋

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挙式に最も人気のあるシーズンは秋です。秋に挙式のメリットとして「気候が良い」「野外演出を取り入れやすい」「祝日が多いのでゲストを誘いやすい」などが挙げられます。

他には紅葉が綺麗という理由や、秋が旬の食材を使った料理をゲストに出せるといった理由もありました。

しかし、人気ならではのデメリットも多いです。まず、最も人気のある季節なので挙式の費用が高いです。他には、日取りや衣装の競争率が高い、親族や友人と挙式が被る場合があるなどのデメリットがあります。

挙式を行うシーズンで秋に続いて人気な春ですが、春や秋に挙式を行う際はゲストの中にひどい花粉症の人がいる場合は屋内メインにするなどの配慮が必要になります。

夏や冬は人気のシーズンから外れるので、比較的安く挙式ができる場合があります。挙式の費用を気にしている人は、夏や冬の挙式も検討してみましょう。

なお、真夏や真冬は気候により体調を崩すゲストがいる場合があるので、様々な配慮が必要です。その上、屋外での演出が難しくなる場合があります。

また、休日でも大型連休や年末年始、お盆などはそれぞれ予定があることが多いので避けた方がいいでしょう。大型連休になってしまう場合、連休の初日にして翌日からはそれぞれのゲストの予定が入れられるようにするなどの配慮が必要です。

日取りを決定する際に確認するポイント3点

事前準備

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日取りを決定する際に確認するポイントは3点あります。

【日取りを決定する際に確認するポイント】

  • 曜日、時間
  • 日付
  • 日柄(両親世代や年配ゲスト)

日取りを行う際は上記の項目を確認してみましょう。その他にも、上記の項目によってゲストの都合や挙式の金額が変わる場合がありますので、何を重視して挙式を行うかも同時に考えてみてください。

曜日、時間は土曜午後が最も多い

家族 ウエディング

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挙式を行う曜日や時間は土曜午後が最も多く、次いで日曜午前の挙式が多いです。

新婦含め女性ゲストはメイクやヘアセットなどに時間がかかるので、午前中の挙式だと早朝から準備が必要になります。その分、午後だと時間に余裕が出るので土曜午後は人気の時間帯となります。

日曜午前は、前日に準備や休養が取れる上に遅くならず帰宅ができるため人気の日取りです。

挙式を朝の9時~10時スタートや夜間のナイトウエディングにすると、予約がとりやすい場合もあります。しかし、ゲストにご年配の方や子供が多い場合はつらい場合があるので、挙式の時間帯はゲストによって考える必要があります。

午前中の挙式の場合は前日のゲストの宿泊の手配、夜間に挙げる場合は式の後の宿泊や交通手段の手配など、ゲストへの配慮を行いましょう。挙式前後に宿泊が必要か、前もってゲストに確認すると当日スムーズに挙式に参加できるためゲストに喜ばれます。

ゲストに平日休みの人が多い場合もあるので、ゲストの顔ぶれや仕事状況などに配慮して日程を選ぶと良いでしょう。

日付は記念日やゾロ目が多い

挙式の日付は記念日やゾロ目など、新郎新婦にとって覚えやすい日に設定されることが多いです。たとえば、「11/22 いい夫婦の日」や「4/22 良い夫婦の日」といった語呂合わせや、祭日、新郎新婦どちらかの誕生日に合わせるパターンもあります。

挙式日を記念日や語呂合わせの日にすることによって、2人の間で覚えておきやすく挙式を行ってから年月が経ってもお祝いすることができます。

特別な日に挙式を行いたいと考えている人は、記念日やゾロ目の日を挙式日にすることも検討してみてください。

親世代は挙式日の日柄を気にしてほしいと考える人が多い

親世代は、人生の節目である結婚に「六曜六輝」に沿って縁起を気にしてほしいと考える人が多いです。

六曜六輝とは、日にちに6種類の「曜」を当てはめてその日の吉兆を判断する考え方の一種です。日だけでなく時間も関係しているので、凶と言われている日にも吉の時間帯がある場合もあります。

【六曜六輝一覧と吉の時間帯、凶の時間帯】
種類 吉凶 吉の時間帯 凶の時間帯
大安(たいあん) 大吉 終日 なし
友引(ともびき) 午前・夕方
先勝(せんしょう) 午前 午後
先負(せんぶ) 午後 午前
赤口(しゃっこう) 11時~13時 11時~13時以外
仏滅(ぶつめつ) なし 終日

表の上から順に六曜六輝によって良い日とされています。大安にあたる日が最も良く、仏滅にあたる日が最も悪い日となります。

大安は終日吉とされているので、お祝い事や何かを始めるときに最適といわれています。結婚式場でも週末や祝日の大安はとても人気があり、予約がすぐに埋まってしまいます。

逆に仏滅は終日凶なので、お祝い事には適さないと考えられています。仏滅の日に割引キャンペーンなどを実施している式場もあるので、新郎新婦やそのご家族が六曜六輝を気にしない場合、仏滅だと予算を抑えながら挙式ができる場合があります。

表の通り、友引や先勝・先負でも時間帯によっては縁起に問題なく、挙式や入籍ができます。親族やゲストに日柄を気にする人がいるならば、極力仏滅は避けて吉の時間がある日に挙式を行いましょう。

六曜六輝の他にも縁起が良くなる日と悪くなる日がある

六曜六輝の他にも縁起が良くなる日と悪くなる日があります。良くなる日と重なれば益々縁起が良い日となりますが、大安でも縁起が悪い日と重なればマイナスの面の方が強く出てしまうと言われているので、日柄を気にして日取りを行う際は注意が必要です。

縁起が良くなる日と悪くなる日は以下になります。

【縁起が良くなる日】

  • 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
  • 天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)
  • 母倉日(ぼそうび)
  • 天恩日(てんおんにち)

【縁起が悪くなる日】

  • 受死日(じゅしにち)
  • 十死日(じゅうしにち)
  • 不成就日(ふじょうじゅび)
  • 土用の日(どようのひ)

特に受死日(じゅしにち)、十死日(じゅうしにち)は大凶日と言われており、大安でも挙式を反対される場合があります。日柄を気にして日取りを行う際は、挙式の候補日と縁起の悪い日に当てはまっていないか照らし合わせて確認してみましょう。

ある程度の日取りが決まったら両家の両親に相談する

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ある程度の日取りが決まったら両家の両親に相談しましょう。日程や式の詳細が決まってからの事後報告になると、トラブルが起こる場合があります。

特に、日柄を気にする親族の場合は決定前に日取りを必ず相談しましょう。もし仏滅に挙式を検討していて、親族から反対されている場合は必ず説得できる理由を考える必要があります。

【仏滅の挙式を説得する場合】

  • 仏滅でも曜日や時間帯の都合が良いことをアピールする
  • 六輝の仏滅は仏教や神道と関係ないことを説明する
  • 婚姻届の提出日を大安などの縁起の良い日にする
  • 六輝以外では縁起の良い日取りであることをアピールする

日柄を気にする方からは仏滅の挙式は反対されることがほとんどでしょう。結婚式は新郎新婦の2人がメインのものですが、両家の関係などもあるので日柄に限らず自分たちの意見を押し通さず、話し合って了承を得る必要があります。

人気の式場は1年以上前から予約が入っている

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人気の式場は1年以上前から予約が入っている場合がほとんどです。式場や日取りにこだわりがある人は、挙式の1年前には詳細な日取りを決めていきましょう。

式場に特にこだわりがない人も式場探しは9~10か月前から行うようにしましょう。挙式までは様々な段取りがあり、期間が短すぎると挙式までに十分な準備ができない場合があります。

2人で挙式の日取りを決めたら、式場探しを始めましょう。実際に式場の雰囲気やドレスの試着体験などが行えるブライダルフェアへの参加もおすすめです。

まとめ

挙式に最も人気のあるシーズンは秋で、秋の次に人気のある季節が春です。春や秋の式場は予約が埋まるのが早いです。

日取りを決定する際は曜日・時間、日付、日柄を確認しておくと、ゲストもスムーズに挙式に来ることができます。ゲストの顔ぶれに合わせて柔軟に対応する配慮を行いましょう。

ある程度の日取りが決まったら両家の両親に相談しましょう。日程や式の詳細が決まってからの事後報告になると、トラブルが起こる場合があります。

親世代だと日柄で反対される場合もあるので、日柄を気にする人がいる場合は必ず相談しましょう。仏滅に挙式を決行したい場合は、納得させられる理由も用意しておきましょう。

式場や日取りにこだわりがある人は挙式の1年前には詳細な日取りを決めていき、式場に特にこだわりがない人も式場探しは9~10か月前から行うようにしましょう。日取りを決めたら、ブライダルフェアに参加するなどして式場探しを始めましょう。

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