結婚式準備

顔合わせ食事会での挨拶文例とシーンごとのポイントを解説

結婚が決まり、新郎新婦とそれぞれの両親が集まって行われる顔合わせの食事会では、いくつかのシーンで挨拶が必要です。今回の記事では、挨拶が必要な4つのシーンとそれぞれの文例、ポイントを解説しています。これから顔合わせ食事会をするという方は、ぜひ参考にしてください。

顔合わせ食事会の基本的な流れと挨拶が必要な4つのシーン

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顔合わせの基本的な流れと、挨拶が必要なシーンをチェックしていきましょう。

【顔合わせ食事会;基本的な流れと挨拶】
流れ 挨拶が必要な項目(★)
待ち合わせ・入室
始まりの挨拶
家族紹介
結婚記念品のお披露目・交換
記念撮影
乾杯の挨拶
歓談
結びの挨拶

待ち合わせをしてから食事会場に入室するまでに「初めまして、今日はよろしくお願いします」とお互い軽く挨拶を済ませておきましょう。顔合わせの食事会の最中では、新郎または新郎父が進行や挨拶を行うケースが多いです。

しかし、顔合わせの食事会で誰が挨拶を行うか、明確なルールはありません。当日までに両親と話し合って決めておきましょう。

また、顔合わせ食事会の流れも、明確な決まりはありません。結婚記念品の交換や写真撮影を行うかどうかは、事前に決めておきましょう。

食事会当日は、式次第を作成して参加者に配布すると、スムーズに進行できます。挨拶や進行を担当する人は、式次第を見ながら食事会を進めると良いでしょう。

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両家顔合わせの食事会の流れ・服装・代金の支払いのマナー・挨拶例文

顔合わせの始まりの挨拶例文とポイント

最初の挨拶では、新郎新婦両家の顔合わせの場であることと、出席してくれたお礼を伝えます。長くならないように、簡潔に挨拶を済ませましょう。

【始まりの挨拶:2人がする場合の例文】
本日は、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。改めて婚約の報告と両家の紹介をしたく、この場を設けました。堅苦しくならず、リラックスして食事をお楽しみください。どうぞ最後までよろしくお願いします。
【始まりの挨拶:両親がする場合の例文】
本日は、遠方よりお越しいただきありがとうございます。○○さんと◆◆の婚約にあたり、両家で集まる機会ができたことを大変嬉しく思います。本日はよろしくお願いします。

両家の家族紹介の例文とポイント

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始まりの挨拶が終わったら、両家の家族紹介をします。2人が、双方の家族を代表して紹介する場合が多いです。新郎新婦がそれぞれ自己紹介をして、父、母、兄弟姉妹の順番で紹介しましょう。2人が代表して家族を紹介するパターンの他に、ひとりひとりが自己紹介をするケースもあります。

どのようにして家族の紹介をするか、事前に決めておきましょう。家族を紹介する場合は、趣味や性格などが伝わるように一言添えると親しみやすく、会話が広がります。

【家族紹介:2人から紹介する場合の例文】
新郎の○○です。まずは私の家族を紹介します。父の○○、母の◆◆です。

2人は絵画教室に通っていて、美術館巡りが趣味です。どうぞよろしくお願いします。

【家族紹介:それぞれ自己紹介する場合の例文】
父の○○です。キャンプが趣味で、最近では○○でソロキャンプをしました。どうぞよろしくお願いします。

母の■■です。手芸が好きで、洋服や小物づくりが趣味です。よろしくお願いします。

乾杯の挨拶例文とポイント

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家族の紹介が終わったら、進行役または事前に決めた人が乾杯の挨拶をします。乾杯に一言添えて、元気よく挨拶しましょう。

【乾杯の挨拶:2人が行う場合の例文】
それでは、本日は美味しい食事をゆっくりお楽しみください。乾杯!
【乾杯の挨拶:両親や参加者のだれかが行う場合の例文】
それでは僭越ながら、私が乾杯の音頭を取らせていただきます。2人の婚約を祝って、乾杯!

結びの挨拶例文とポイント

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顔合わせ食事会の最後は、新郎新婦2人、または新郎の父が結びの挨拶をします。結びの挨拶の後、スムーズに退室できるように先にお会計を済ませておきましょう。結びの挨拶では、顔合わせ食事会が無事に行われたことへのお礼や、今後の2人について触れると良いです。

【結びの挨拶:2人が行う場合の例文】
本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。

まだまだ未熟な私たちですが、素敵な家族を築いていけるよう2人で協力していきます。これからもよろしくお願いします。

【結びの挨拶:両親が行う場合の例文】
宴もたけなわではありますが、そろそろお開きの時間となりました。本日は○○と◆◆さんのためにお集まりいただき、ありがとうございました。

皆様のおかげで無事滞りなく婚姻を交わすことができ、誠に感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願いします。

結婚記念品のお披露目をする場合の口上例とポイント

結婚 撮影 プロポーズ

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顔合わせの食事会での結婚記念品のお披露目や結納返しは、家族紹介が終わった後のタイミングがおすすめです。結納のように決まったルールはありませんが、結婚記念品の交換や婚姻届へのサインのような演出を取り入れると、顔合わせの食事会が盛り上がるでしょう。

【結婚記念碑の交換とお披露目:口上例】
新郎:私から○○さんへ、結婚記念品の指輪を贈ります。

新婦:ありがとうございます。謹んでお受けします。私から■■さんへ、時計を贈ります。

新郎:ありがとうございます。末永く大切にします。

【婚姻届けの保証人欄へのサイン:口上例】
新郎:婚姻の証人欄への記載を、それぞれ両家の父にお願いしたいと思います。

~記入してもらう~

新郎:婚姻を認めていただき、ありがとうございます。◎月◎日に提出します。明るい家庭を築いていきたいと思っているので、これからも見守ってください。

顔合わせの食事会で行う挨拶のコツ

新郎新婦 イメージ画像

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顔合わせの食事会での挨拶を成功させるために、いくつかのコツを押さえておきましょう。

【顔合わせ食事会:挨拶のコツ】
  • 姿勢よく簡潔に話す
  • 顔合わせ全体の流れを把握しておく
  • お酒の飲みすぎに注意する

姿勢よく簡潔に話す

挨拶をする時は、姿勢よくはっきりと話すようにしましょう。良い姿勢は明るい印象を与え、声が通り聞き取りやすくなります。自己紹介や挨拶を担当する時は、立ち上がって姿勢を正しましょう。

また、挨拶の内容は出来るだけ簡潔にまとめ、長くならないように注意します。

顔合わせ全体の流れを把握しておく

顔合わせ全体の流れが把握できるように、式次第を作成しておきましょう。食事会全体が2.5時間くらいで終わるように、挨拶をするタイミングを決めておきます。挨拶のタイミングや、台本が記入してあるタイムテーブルを作成しておくと安心です。

お酒の飲みすぎに注意する

リラックスして挨拶をすることは大切ですが、お酒を飲みすぎて酔っぱらわないように注意しましょう。新郎新婦はお互いのことを「○○さん」と呼び、双方の両親の前で失礼が内容に配慮します。相手の両親は「○○さんのお義父さん」「■■さんのお義母さん」と呼びます。

また、顔合わせの食事会はおめでたい場です。病気や不幸などの話題は避けるようにしましょう。

まとめ

顔合わせの食事会では、決められた挨拶のルールがありません。誰がどのタイミングで挨拶を担当するか、事前に両家で話し合って決めておきましょう。

結婚記念品の交換や写真撮影などを行う場合も、どのタイミングで行うか事前に式次第を作成しておくと良いです。お互いの家族が気持ちよく過ごせるように、挨拶ははっきりと簡潔に済ませるようにしましょう。

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