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新郎新婦の出逢いの時期や共通の趣味など、夏に思い入れのある2人であれば、結婚式の開催時期を7月や8月に検討する人もいるのではないでしょうか?しかし、真夏の結婚式は暑さや日程調整においてゲストに迷惑がかからないかと心配することもありますよね。
たしかに、夏の結婚式には暑さや開催日への配慮が必須となりますが、ほかの季節にはない楽しみ方やお得な情報も豊富です。当記事では、夏の結婚式のメリットや招待するゲストを思いやった暑さ対策を解説します。また、夏ならではの演出の一例も紹介するので、夏の結婚式を検討している人は参考にしてみてください。
夏に結婚式を開催する場合、結婚式のオフシーズンならではの特典を利用できるメリットがあります。夏の挙式には、費用や式場に関するメリットがあるため、確認してみましょう。
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結婚式には1年間のなかで「ハイシーズン」と「オフシーズン」があります。比較的気候が穏やかな春、秋に挙式や披露宴が集中しやすく、暑さや寒さが厳しい真夏や真冬の結婚式は少ない傾向があります。
また、8月のお盆や12月、1月の年末年始には、帰省や旅行で招待客に予定が入る可能性も懸念材料となり、挙式を避ける傾向があります。そのため、挙式数は9月〜11月にかけて集中し、7月〜8月や12月〜2月に減少することから、真夏や真冬は結婚式のオフシーズンとなります。
夏の結婚式は需要が低く結婚式場の閑散期となるため、挙式や披露宴の料金をハイシーズンよりも低料金で設定している場合があります。また、7月、8月限定でお得なプランが用意されている式場もあるので、条件が合えば費用をおさえて結婚式を挙げることが可能です。
ハイシーズンには予算オーバーの式場でも、オフシーズンでは予算内での挙式が叶う可能性があります。式場の費用をおさえられた分、他のオプションや費用のかかるものへ予算を回すことも考えられるので、式場選びや挙式内容においての選択肢が広がります。
結婚式場の予約を入れる時期は、人気の式場であれば1年以上前からおさえておく必要もあるほど希望日をおさえることが難しい場合があります。また、結婚する2人の記念日や大安・友引の土曜日など、こだわった日にちであればさらに競争率が上がります。
一方で、需要の少ない夏の結婚式場では、土日の会場を利用してブライダルフェアを開催することが恒例となるほどの余裕があり、予約状況の差が見られます。そのため、夏挙式の式場予約はハイシーズンに比べて希望の日にちをおさえやすくなります。結婚式場によっては、期間を設けて挙式日の仮予約が可能な場合もあります。オフシーズンの挙式の予約は、候補の式場がいくつかある場合でも、それぞれの式場に仮予約を入れてから検討する余裕も持てそうです。
なお、式場選びと同様にドレスやティアラ、アクセサリーなども気に入ったものをレンタルしやすい傾向があり、嬉しい特典の1つです。
遠方からのゲストの中には、7月、8月の夏期休暇を利用して、旅行も兼ねて結婚式に出席してくれる場合もあります。また、新郎新婦が学校関係や夏に閑散期を迎える職業の場合、職場関係の招待客にとっても参列しやすい時期となります。
ただし、お盆にあたる期間は帰省や旅行で早くから予定を入れる人もいることや、交通費や宿泊費などの旅費も上がるため、避けておきましょう。なお、スピーチをお願いしたい人や必ず出席してもらいたい親族などには、あらかじめ予定している挙式日に都合がつくかどうかを確認しておいても良さそうです。
結婚式のハイシーズンは、ホテルの宴会場や結婚式場内にて1日に何組かの式がとり行われることが想定されます。その場合、午前中に数組の挙式のあとで午後にも数組の挙式が控えており、チャペルから披露宴会場までの移動時にも式場の雰囲気がせわしくなりがちです。
また、挙式が立て込んでいる時間帯には、違う挙式の花嫁がすれ違うことや、ほかの挙式に参加しているゲストでパブリックスペースが込み合うなどの話も耳にします。一方で、夏の結婚式場では挙式の数が少ないため、日によっては会場が1件の挙式で貸し切りになる場合もあるほどです。挙式数が少なく余裕がある分、式場スタッフのより細やかなサービスを受けられる可能性もあります。
厳しい夏の暑さは、結婚式に参列してもらうゲストを悩ませる原因となることが想定されます。ゲストが結婚式のために準備したドレスやシャツが汗で濡れることや、セットした髪型、メイクが崩れるのを避けたくて対策を考える人もいることでしょう。
夏の結婚式のデメリットはなんと言っても厳しい暑さです。夏に結婚式を挙げる新郎新婦は、お祝いに来てくれた人たちに不快な思いをさせないための対策を考えておきましょう。
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暑さ対策は、挙式の場所や時間帯の検討、冷たいものを準備することなど、さまざまな方面からの工夫が考えられます。また、結婚式場の担当者は、多くの経験やノウハウを持ちあわせたプロなので、式場が決まり打合せが始まったら、アドバイスを受けてみましょう。
夏の結婚式を開催する場合、暑さがピークの時間帯に外で過ごすことは避けましょう。近年では、真夏の正午過ぎの気温が35度を上回る猛暑日となることも珍しくないため、挙式の時間帯には十分な配慮が必要です。午前中に挙式を行い、一番暑い時間帯を披露宴会場で涼しく過ごせるような段取りや、夕方からの挙式でナイトウェディングを企画することも可能です。キャンドルやライトアップの光で幻想的な雰囲気のナイトウェディングは、演出の1つとしても人気です。
なお、午前中の挙式の場合は、参列者の着付けやヘアメイクのため、式場の美容室が朝から利用できるよう手配しておくと親切です。同様に、夜の挙式の場合は、遠方からの参列者に宿泊先の手配が必要であるかも確認しておきましょう。
屋外でのフラワーシャワーやブーケトス、写真撮影などの予定がある場合は、ゲストにあらかじめお知らせしておきましょう。ゲストの中には日焼けが気になる人や、暑さで具合が悪くなることを心配する人もいるかもしれません。事前に知らせておくことで、ゲストも対策を準備できます。
屋外での演出がある場合は、暑さによる負担を軽減するため、段取り良く進められるよう十分に打合せしておきましょう。また、暑さ対策のためのスプリンクラーやタープの有無など、式場で準備できることを担当者に確認しておきましょう。
なお、夏の急な天気の崩れやゲリラ雷雨などが心配な場合は、傘やタオルの準備もしておきましょう。式が近くなってきたら天気予報を確認しておき、雨対策に関しても会場の担当者と打合せしておくと安心です。
ゲストが会場に到着する前に汗をかいて不快な思いをしないよう、駅から近い式場を選ぶことや、シャトルバスを手配することなども検討しましょう。その際、ご年配や感染症が気になる人に対しては、タクシーチケットを用意できると親切です。
また、ガーデンウェディングを検討している場合は、避暑地での結婚式を検討してみるのも方法の1つです。夏休みを利用してゲストを集めることが可能であれば、少し離れた避暑地にて木目調のチャペルや緑に囲まれたガーデンウェディングも素敵です。夏の挙式に選ぶ結婚式場は、駅から近い式場が理想的です。プールや噴水などが併設されている式場、緑に囲まれた式場なども、明るい日差しと爽やかな景色の中での写真映えが期待できます。
ウェルカムドリンクやアメニティグッズを用意し、暑さを癒してもらいましょう。色鮮やかなジュースや爽やかな炭酸水などの良く冷えた飲み物を用意しておくと、強い日差しの中参列してくれたゲストの嬉しい休憩ポイントになります。熱中症対策になり、見た目にも涼しく、楽しんでもらえます。
また、受付付近やお手洗いなどにさりげなくアメニティグッズを準備しておくと、嬉しいおもてなしになります。冷たいおしぼりや制汗スプレー、汗拭きシート、あぶら取り紙、くしなど、汗による髪型やメイク崩れの直しにも役立つアイテムを準備してみましょう。
なお、暑い夏に忘れがちなのが空調の効いた会場での寒さ対策です。エアコンで冷えて寒く感じる人に使ってもらえるように、ひざ掛けやブランケットなどを用意しておくと便利です。新郎新婦の思いつく限りの心配りで、ゲストへの感謝を伝えましょう。
夏の結婚式では、ドレスコードを軽装に指定するのも暑さ対策の方法の1つです。「男性はジャケット着用なし」や「女性はワンピース」などの軽装に指定することで、参列するゲストは洋服選びの悩みが減る可能性もあります。
たとえば、沖縄の結婚式では、かりゆしウェア(沖縄で夏に着用されるアロハシャツのような半袖の開襟シャツ)がフォーマルに利用されています。また、夏祭り風に演出した結婚式では、女性のドレスコードを浴衣に指定した事例もあります。
夏の結婚式で形式にとらわれない開放的なパーティーを考えている場合は、ドレスコードを軽装に指定してみることも検討してみましょう。
暑さ対策が行き届き、準備した演出が楽しいものとなれば、参列者の心に残る印象深い結婚式になります。夏ならではの演出で、暑さに負けない楽しい結婚式を準備しましょう。
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演出は、会場装飾や提供する料理、プログラムの中で行うイベントなど、さまざまな場面において考えられます。新郎新婦の思いやアイデアで、楽しみながら結婚式の演出を考えてみましょう。
新郎新婦のこだわりの「テーマ」を決め、テーブルや会場装飾を考えることは、結婚式を準備する中で楽しみになる項目の1つです。夏らしいテーマに沿って装飾の色合いや生花、セッティングするものなどを決め、素敵な会場を作りあげましょう。
テーマ | 装飾例 |
海やマリンスポーツ
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太陽やひまわり
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南国リゾート風 |
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会場の装飾は、テーマに沿った色合いやモチーフに統一することで雰囲気が決まります。うちわになっている席札や、会場入り口の風鈴飾り、サーフボード型のウェルカムボードなど、夏のイメージに新郎新婦のカラーを沿えて会場装飾を楽しみましょう。
結婚式の料理やデザートは、出席するゲストにとって楽しみにしていることの1つです。メニューや提供方法にも嬉しい演出が見られると、楽しい雰囲気でゲスト同士の会話も弾みます。
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器や食材、メニューにおいて見た目の涼しい一品を取り入れることで、夏のコース料理のアクセントになります。また、結婚式のデザートビュッフェは、ゲストがさまざまなスイーツやフルーツを選べることで人気です。夏場はアイスクリームやシャーベット、ゼリーなどのバリエーションを増やし、可愛らしく並べることで、大人も子供も嬉しい演出になります。
結婚式で行う演出は、ゲストも一緒に参加できるものを用意すると、にぎやかで楽しいひとときを過ごせます。
用意する演出 | 演出の内容 |
サンドセレモニー |
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七夕飾り(7月) |
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縁日風 |
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花火セレモニー |
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演出によっては、新郎新婦の手作りで用意できるものもあれば、花火のように式場のサポートや許可が必要なものもあります。
2人がやってみたいと思う演出がある場合は、費用や流れ、注意する点などを式場の担当者と念入りに打合せしておきましょう。
結婚式に参列してくれたゲストに用意する引き出物や引き菓子も、涼やかなものや夏らしいものを選ぶと持ち帰ったあともゲストの心に残ります。暑い時期にもらって嬉しいものや、新郎新婦のお気に入りのものなどを選び、ゲストへの贈り物にしましょう。
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夏の結婚式で用意する引き出物は、涼やかなガラスの食器や切り子のグラスなどが選ばれる傾向にあります。また、この時期の引き菓子には溶けやすいチョコレートやクリームを使用したお菓子は避け、ゼリーや水ようかん、溶ける心配のない焼き菓子などを選びましょう。
結婚式当日は、暑い中参列してくれたゲスト1人1人に感謝の気持ちを伝えましょう。暑さ対策やさまざまな演出を考えて準備した結婚式のなかでも、一番大切なのは新郎新婦からゲストへ向けた感謝のことばです。
挙式から披露宴のあいだの新郎新婦は忙しいながらも、ゲストとコミュニケーションをとれるタイミングがあります。日頃からお世話になっている人や久々に会う人にも、タイミングを見て新郎新婦からの「ありがとう」を伝えましょう。
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「暑い季節の結婚式は大変そう」「夏休みの予定と重ならないだろうか」届いた招待状の挙式日を見た瞬間からそう思う人もいるかもしれません。実際、気候の良い時期に比べると、結婚式の出席にあたって参列者にはひと苦労させてしまう可能性もあります。「暑い季節だったけど、良い結婚式だった」と思ってもらえるよう、当日はお礼の挨拶や「ありがとう」のことばを欠かさないように心がけましょう。
夏の結婚式のメリットは、結婚式場におけるオフシーズンの特典を利用できることです。結婚式場の費用がハイシーズンに比べて低く設定されていることや、希望の式場、挙式日をおさえやすい傾向があります。
一方で、夏の結婚式では暑さがデメリットとなるため、参列してくれるゲストへの暑さ対策に気を配る必要があります。暑さ対策には、駅から近い式場を選ぶことや挙式の時間帯を工夫すること、ウェルカムドリンクに冷たい飲み物を用意することなどが考えられます。式当日は、夏ならではの演出で夏の結婚式を盛り上げ、暑い中参列してくれたゲストへ感謝のことばを忘れずに伝えて回りましょう。
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