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顔合わせはいつがベスト?両家で集まる時期や時間帯を解説

結婚することが決まったら、次に行うべきイベントとして外せないのは両家の顔合わせです。

顔合わせは結婚する2人だけで決められないので、双方の親の都合やマナーを含めて日取りを決めると良いです。

今回の記事では、結婚を決めたあとに両家で集まる顔合わせのタイミングを解説しています。また、顔合わせの日時を決めづらい場合の対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

顔合わせは入籍の3か月前が目途になる

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結婚を決めたあとの両家の顔合わせは、入籍3か月前までが目途になります。顔合わせの際に入籍や結婚式の話をすることもあるので、入籍や結婚式の3か月から半年前までを目途に顔合わせをすると、そのあとの段取りがスムーズになります。

【顔合わせの日程のべストな時期の例】※結婚を決めてから入籍が10か月の場合
結婚を決めた時期 顔合わせの時期 入籍の時期
4月 8月~11月 翌年2月
8月 12月~翌年3月 翌年6月
10月 翌年4月~7月 翌年8月

たとえば、結婚を決めた時期が2024年の4月で、翌年2025年2月に入籍をすることに決めたとします。その際、顔合わせは2024年の8月から11月あたりまでに済ませると良いです。

顔合わせは結婚する相手の親も交えるため、タイミングを間違えないことが大切です。どうしても都合が悪い場合は入籍後に顔合わせをすることもありますが、結婚する2人の入籍は両家の親族関係に影響するので、顔合わせの日程は入籍や結婚式の3か月前までを目途に決めましょう。

時間帯は11時から14時頃か夕方を選ぶ

顔合わせの時間帯は11時から14時頃か夕方を選ぶと良いです。顔合わせは両家が初めて会う機会なので、夜ではなく日中を選びランチ会とするのが一般的です。具体的な時間帯については、以下の例を参考にしてください。

【顔合わせのベストな時間帯の例】
時間帯 適しているかの目安
午前中10時~12時
11時~13時
12時~14時
15時~17時
17時~19時
20時~22時
×

日中の時間帯の中でも、特に11時〜14時頃の時間帯がおすすめです。この時間帯はレストランのランチタイムなのでカジュアルな雰囲気を演出できます。

顔合わせを昼間の時間帯にすると、明るく門出を祝う雰囲気になります。「仕事の都合でどうしても都合がつけられない」「交通事情で夜間帯しか難しい」といった場合は、早めのディナーとして17時や18時から行うことも失礼ではありません。

六輝を両家で気にする人がいないか確認する

顔合わせの曜日を決める際は、六輝(ろっき)を気にする人が両家の中にいないかを確認しましょう。六輝とは大安や仏滅など、日取りで運勢を判断する考え方です。最近ではあまり気にしない人がほとんどですが、あとからトラブルにならぬよう、仏滅と赤口は避けた方が無難です。

顔合わせの連絡をいつ行うかも相談しておく

顔合わせの日程がスムーズに決まらないこともあるので、結婚する2人の間で顔合わせの連絡をどのように行うのか事前に相談しておくとすると良いです。

【顔合わせの連絡を親にする前に相談しておくこと】
  • 顔合わせの日程の第一希望から第三希望まで
  • 今はまだ分からないと言われたら、いつまでに返事をもらうべきか
  • 顔合わせで希望の場所を聞く際、気を付けることはあるか

親に顔合わせの連絡をする際は「〇月〇日はどう?」と切り出し、相手の親からの返事が来たら確定する旨を伝えます。その際、何度も連絡をせずに済むように、顔合わせの日程は第一希望から第三希望あたりまで決めておくようにしましょう。

なお、顔合わせの場所は、両家の住む家を考慮します。親に顔合わせの連絡をする前に、両家の中間地点となり交通アクセスのよい場所を調べておきましょう。

顔合わせの前後に何をすればよいか確認する

顔合わせの前後に何をすればよいか確認しましょう。顔合わせの前には結婚指輪や記念品を買っておくと、顔合わせの段取りがスムーズになります。

【顔合わせの時期を決めるまでの流れ】
  1. プロポーズ
  2. プロポーズへの返事(婚約)
  3. 自分の親への報告
  4. 相手の親への挨拶
  5. 結婚指輪や記念品を買う
  6. 顔合わせ時期の相談
  7. 両家の顔合わせ
  8. 入籍
  9. 結婚式

顔合わせは基本的に、結婚する2人が自分の親に結婚報告をしたあとのタイミングで行います。自分の親に結婚報告をする前に顔合わせの日程は決められないので、結婚する2人はできるだけ同じタイミングで自分の親に結婚報告をすしましょう。

顔合わせの日取りが決めにくい際の対処法

顔合わせの日取りが決めにくい際は、結婚する人や両家の親の都合を考慮し、優先順位をつけて対処しましょう。両親が遠方に住むケースや結婚する人の仕事が忙しいケースでは、平日や夜間での顔合わせも視野に入れると顔合わせの日程を決めやすくなります。

【顔合わせの日取りを決める優先順位】
優先順位 理由
①遠方の親の都合 ホテルや新幹線などの手配が必要になるため
②仕事をする親の都合 親が仕事を土日にする場合もあるため
③休みづらい仕事をする人の都合 他の人に代わってもらえない役職や仕事内容だと休みづらいため

また、遠方や健康上の都合でどうしても対面での顔合わせが難しい場合は、オンラインで実施してもよいでしょう。顔合わせはあくまで両家が親しくなるきっかけの1つなので、どうしても都合がつかない場合はマナーにとらわれず、入籍や結婚式の直前でのタイミングも視野に入れます。

顔合わせで知っておきたいQ&A

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顔合わせをいつにするか決めても、顔合わせを実施するには場所や予算など分からないことがたくさんあるという人もいます。顔合わせの予定を決める際に知っておきたい内容をまとめました。

【顔合わせで知っておきたいQ&A】
<質問> <回答>
顔合わせの平均的な内容は? 個室のあるレストランや食事会をする人が多いです。時間は2時間程度をみておきましょう。
顔合わせの当日、緊張してしまう場合は? 簡単な流れを書いたしおりを準備するとリラックスしやすいです。
顔合わせに兄弟を呼ぶのは変ですか? 兄弟が参加するケースもあります。
授かり婚でも顔合わせはすべきですか? これから家族となる両家なので、妊娠3か月を目途に顔合わせを行いましょう。
顔合わせの費用の目安は? ひとりにつき1万円程度のランチで考えておきましょう。
予約はいつまでにすればいい? 最低でも1か月前には予約しましょう。人気のあるレストランは3か月前から受け付けているところもあります。
顔合わせの代金を支払う人は? これまでの感謝を込め、新郎新婦で折半するとよいでしょう。
手土産や記念品は用意すべき? 3,000円~5,000円程度の食べ物のギフトを用意すると喜ばれます。
服装はどうすればいい? 格を合わせるために、事前に結婚する2人と親で相談をしましょう。

顔合わせで大切なのは、両家の格式や都合をすり合わせることです。片方の家が格式を重んじる一方で、片方の家はカジュアルを重視するといったように、家同士の付き合いでは段取りがうまくいかないこともあります。

結婚する人同士で事前に細かな点についても打ち合わせしておくと、顔合わせ当日のトラブルを防ぐことにつながります。顔合わせの日程を決める際は、場所や費用なども結婚する人とよく相談しておきましょう。

まとめ

結婚を決めたあとの両家の顔合わせは、入籍と結婚式の各3か月前までが目途になります。顔合わせの時間帯は11時から14時頃か夕方を、顔合わせの曜日は土曜日か日曜日など平日以外を選ぶと良いでしょう。顔合わせの日取りが決めにくい際は、結婚する人や両家の親の都合を考慮して臨機黄変に決めましょう。

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