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親族として結婚式に参列する50代女性に求められる髪型のポイントは「上品さ」です。
今回は親族の結婚式にお呼ばれした50代女性におすすめの髪型・ヘアアレンジについて、髪型マナーやヘアスタイルを選ぶときのコツとあわせて紹介しています。
Contents
新郎新婦の親族として結婚式に参列するときは「関係者」という立ち位置になります。
新郎新婦の関係者として結婚式に参列するなら、髪型についての3つのマナーを守りましょう。
結婚式はフォーマルな場なので、カジュアルに感じさせない身だしなみを意識するようにしましょう。
親族として結婚式に参列するときには清潔感のあるアップヘアスタイルがおすすめです。
ウェットすぎるスタイリングや長すぎる前髪を控え、清潔感のあるすっきりとした髪型を意識しましょう。
近頃ではピンクや青など、カラフルな髪色に染めている方も珍しくありません。
日常生活ではおしゃれな髪型ですが、結婚式の場ではフォーマル感を意識し、おとなしめの髪色が上品さを演出できるため、望ましいです。
必ずしも黒髪である必要はなく、染めるにしてもブラウンベースであれば許容範囲です。
なお、染めずにやり過ごしたいなら、不自然さのないウィッグを活用しましょう。
特に50代女性であれば、ミセス向けのショートヘアのフルウィッグが扱いやすく、おすすめです。
カジュアルなパーティー向けの安価なコスプレ用ウィッグは不自然に見え、フォーマルな結婚式では避けましょう。
新婦の和装で当たり前にかつらが使われているので、ウィッグ(かつら)の使用は自然に馴染んでいるのであれば失礼には当たりません。
「結婚式では主役の新郎新婦よりも服装が目立たってはいけない」原則がありますが、これは髪型にも当てはまります。
参列する親族は、新郎新婦やその両親、兄弟姉妹よりも目立つ髪型は控えましょう。
派手な髪飾りはつけず、参加者として控えめな髪型を心がけます。
50代の女性が親族として結婚式に参列する場合、上品な髪型やヘアアレンジがおすすめです。
50代女性におすすめの上品な髪型は数多くあります。そこで今回はロングヘア・ショートヘアで一般的でおすすめのヘアアレンジをご紹介します。
まずはロングヘアから見ていきましょう。
まず大人っぽく、上品な髪型と言えば夜会巻きのアップスタイルでしょう(画像の中央の方のヘアスタイル)。洋装でも、和装でも対応できます。
毛先をカールして編み込みなどの華やかスタイルが若者ならではのお呼ばれスタイルであるなら、夜会巻きは50代だからこそ醸し出せる上品なスタイルです。夜会巻きは髪をねじり上げて夜会巻き用のコームで留めて作ります。
夜会巻きのねじり方を工夫すると、ヘアアクセサリーがなくとも、バラのような形を作ることもできますよ。
歳を重ねると、トップが物足りなくなるため、中央の髪をポンパドールにしてボリュームアップするのがおすすめです。和装であればパールの簪を使って、シニョンスタイルにアクセントをつけるのも華やかですね(注:中央の方は夜会巻きです)。
他の髪は毛先をカールさせておき、ねじってヘアピンで留めるようにすると、立体的なアップスタイルに仕上がります。
また、アレンジが苦手な方は、お団子にしてゴムでまとめたうえに、地毛と同じ色のお団子ウィッグをかぶせるのもおすすめです。
次にショートヘア〜ミディアムでおすすめの髪型・ヘアアレンジです。
毛束を内巻きに整えたショートボブのヘアアレンジは50代らしい落ち着き感とともに、結婚式らしい華やかさも演出してくれています。
パーマをかけると印象ががらりと変わるというのはよくあることです。ゆるふわにパーマをかけ、髪型に軽さを持たせると毛束同士が重なり合い、全体的に華やかな雰囲気になり、結婚式の場にもぴったりです♡
髪が短くてヘアアクセサリーが難しくても、両耳を出してピアスやイヤリングをつければ、華やかな印象になりますよ。
50代女性が上品さな髪型にする3つのコツをご紹介します。
髪型は人の顔立ちによっても印象が変わります。
顔立ちには面長、丸顔など、それぞれの特徴があります。ポイントは顔立ちや輪郭と髪型のバランスを意識することです。
丸顔とは顔の縦幅と横幅がほぼ等しい顔立ちのことです。また、頬に張りがあって丸みをもっているため瞳が大きく見えやすい特徴があります。
丸顔な方は童顔に見られがちで、可愛らしい印象を与える一歩、子どもっぽくなりやすく、フォーマルな印象に仕上げるのが難しいと悩む方もいます。
そんな丸顔の方には、縦の高さを意識した髪型がおすすめです。トップにボリュームを持たせたヘアアレンジや、あえておでこを出したヘアスタイルなど、上品な大人っぽさを演出できるでしょう。
面長とは顔の縦幅の比率が横幅よりも大きい顔立ちのことです。面長は日本人に最も多い顔立ちだと言われ、丸顔の方とは反対に、普段から大人っぽく見られがちです。
面長な方は全体的にシャープな輪郭で「クール」や「かっこいい」という印象になる反面。老け顔に見られやすい悩みもあります。
そんな面長の方は、サイドにボリュームを持たせた髪型がおすすめです。前髪を片方に流してアシンメトリーにしたヘアアレンジ、イヤリングやヘアアクセサリーで横幅を出したスタイルなど、横を意識させる演出をしましょう。
「当日の服装とマッチするかどうか」で髪型を選ぶのもおすすめです。
50代となると、洋装よりも和装の方が体型カバーも兼ねて大人の上品さを演出しやすく、フォーマルな場面で着用される方も目立ちます。
洋装・和装それぞれの特徴にあったヘアアクセサリーも活用すると、さらに上品さにつながるでしょう。
リボンやパールのヘアアクセサリーは華やかな結婚式で髪型を彩るのにぴったりです。セミロングなど髪が長い場合、ゆるく編み込んでシニョンヘアにまとめると、簡単に上品なヘアスタイルにできます。
和装の髪飾りとして代表的なのは簪(かんざし)でしょう。ただし、ここでも主役である新婦よりも目立ちすぎないということに気をつけなくてはいけません。真珠やべっ甲など和装の髪飾りとして一般的なものを選びましょう。
お気に入りの簪の柄や装飾が少し華やかすぎるかも?と心配な場合、新婦に配慮し、つける位置を少し低めにしてみましょう。簪の主張が控えめになり、目立ちにくくなります。
若い頃の結婚式の参列のイメージのまま髪型をセットしてしまうと、落ち着きがない印象を与えてしまいかねません。親族として結婚式に参列するなら、髪を下ろしたダウンヘアはもちろん、後れ毛やハーフアップなど、顔・首周りに髪がかかる髪型はカジュアルな印象を与えるため、考え直した方がよいでしょう。
50代に求められるのは「大人の上品さ」です。顔も首もすっきり見せることで、大人の余裕を感じさせましょう。
人の印象を大きく左右する髪型ですが、50代女性に相応しい上品な髪型を形作るためには次の2つの点に注意しなくてはいけません。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
すでにお話ししましたが結婚式はフォーマルな場です。
マナーを守った髪型を意識し、次の3つの髪型は避けましょう。
どんなに丹念に手入れをしていて、美しいロングヘアであっても、結婚式の場面でまとめていないのはフォーマルさに欠けてしまうので控えましょう。
フォーマルな場面では髪はまとめおくようにします。
パーマと整髪料でつくる無造作ヘアとぼさぼさヘアは別物です。フォーマルな場面で、セットしていない髪型は控えましょう。
染めむらによるプリンヘアも、フォーマルな場面では控えましょう。染めむらはブラウンカラーでも目立つため、結婚式に参列するときは再度染め直しをするか、ウィッグやヘアアレンジでプリンヘアを見せない工夫をすると良いです。
髪型を選ぶときは服装とのバランスが大切です。特にヘアアクセサリーを活用するなら、服装の色合いに合わせると全体に統一感が出て、センスが光るコーディネートになるので、おすすめです。
ただし、結婚式の場ではいわゆる「縁起の悪い」といわれるヘアアクセサリーを使うことはマナー違反です。ヘアアクセサリーを選ぶときは次の3つの点に注意してください。
毛皮・ファー・革製品などは、動物の殺生を連想させるため、結婚式では縁起が悪いと敬遠されます。
縁起をという面を差引いても、「毛が抜け落ちやすいものは衛生的ではない」と気にするゲストもいるので、楽しい結婚式をみんなが楽しめるよう、不快な思いをする可能性があるアイテムは身に着けないのが吉です。
ヘアピンやネット、ゴムなどの髪色にあわせて隠すヘアアクセサリーは別として、装飾が目的の黒一色のヘアアクセサリーは喪を連想させてしまうため、結婚式の場にはふさわしくないとされます。特別な理由がない限りは避けた方がよいでしょう。
例えば、ブラックパール(黒真珠)などは高級アクセサリーの象徴ともいえるもので、結婚式の場に身に着けていくのにはふさわしい格ですが、近年では「ブラックパールは葬式で使うもの」というイメージが定着しつつあり、人によっては「ブラックパール=縁起が悪い」と捉える方もいます。みんなが楽しめるよう、誤解を招く可能性の高いヘアアクセサリーは結婚式で使わない方がよいでしょう。
結婚式のマナーとして「新婦と被るヘアアクセサリー」は避けるようにするのが一般的です。例えば、白のレースや大きなホワイトパール、リアルに見える花のヘアアクセサリーは新婦がよく身に着けるアイテムなので、避けましょう。親族であれば、主張しすぎない大きさの、上品なヘアアクセサリーを心がけましょう。
50代女性が親族の結婚式に参列するときのおすすめの髪型・ヘアアレンジを見てきました。
親族の結婚式に参列するときは大人の上品さをアピールできる髪型がおすすめです。
洋装にしても、和装にしても、50代女性のヘアスタイルはアップが基本です。新郎新婦とその家族という花に寄り添って咲くように、場に馴染む上品な髪型で参列しましょう。
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