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オンライン結婚式をしようと検討中の方向けに、オンライン結婚式とかは何か、必要な準備や当日の流れ、注意点や費用相場について解説します。
結婚式の様子を動画配信するオンライン結婚式のメリット・デメリット、オンライン結婚式で使えるおすすめの演出も紹介しているので、ぜひ参考にしてください♡
Contents
オンライン結婚式は、自宅や結婚式場などから挙式や披露宴の様子をオンラインで動画配信する結婚式のことです。
オンライン結婚式には、完全にオンラインで開催するものから通常の結婚式にオプションでつけるものまで、いくつかのパターンがあります。新郎新婦や両家の意見や費用を考慮して臨んだパターンのオンライン結婚式を挙げましょう。
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オンライン結婚式の準備を始める前に、オンライン結婚式のメリットとデメリットを知っておくことで、対策しながら準備できます。
オンライン結婚式では、ゲストが自宅からリモートで参加できるので、海外や遠い地域に住んでいるゲストも気軽に招待できます。
また、小さな子供がいる・高齢で足腰が悪いなど、外出や移動が難しい事情を持つゲストもリモート参加できます。
全てのゲストがリモート参加するオンライン結婚式は、結婚式場で挙式や披露宴を行う結婚式と比較すると、安い費用で挙げられます(※)。
オンライン結婚式の費用相場は、衣装や会場、配信機器を準備するための費用、オンライン結婚式のプロデュース業者を利用する費用などをあわせて20~40万円前後です。
もちろん、新郎新婦2人だけで準備をして自宅からオンライン結婚式を配信する場合は、機材や衣装などが自前で用意できるなら0円からでもオンライン結婚式を行えます。
※結婚式場で挙式披露宴を行う通常の結婚式の費用相場を友人・知人を含めたゲストが70人で200万円ほどで想定しての比較です。
※オンライン結婚式の費用相場は本記事の後半でも解説します
結婚式場でゲストを招待して挙式披露宴を行う場合、来場ゲストの人数の決定、招待状や食事、会場の飾りつけ、料理など様々な準備が必要です。
結婚式場をおさえて半年前に予約する目安を考えると、通常の結婚式では8~12か月前から準備し始めるのが一般的です。
一方、オンライン結婚式では、自宅から結婚式を配信する場合は会場の予約は不要、参加者の日程調整をすれば日程が決められ、準備に必要な期間が短くすみます。
衣装の準備や当日の流れの決定、ゲストへ配送するギフトの手配などを含めても1~2週間で終わらせることができます。
会場を利用してオンライン結婚式を配信する場合であっても、配信の環境さえ整えれば、多くのゲストを収容する会場をおさえる必要がないので、結婚式が間近でも比較的、予約が取りやすいでしょう。
オンライン結婚式では開催側・参加側ともに安定したインターネット回線が必要不可欠です。
安定したインターネットの回線がない場合、オンライン結婚式の最中に映像が止まる・音声が聞こえなくなる・音が反響してハウリングする、などのオンライン特有のトラブルが起きることがあります。
また、高齢の方やビデオ配信に慣れていない方に、オンライン結婚式への参加方法などを事前にレクチャーしておく必要もあるでしょう。
実際のオンライン結婚式の前に、インターネット回線が安定しているかを確認するために、入念に配信テストをしておくようにしましょう。
オンライン結婚式のやり方や、比較する会場で挙げる結婚式によっては、オンライン結婚式の方が費用が高くつくケースがあります。
まず、通常の結婚式に、動画配信をつけて開催するオンライン結婚式であれば、通常の結婚式費用にオプション費用が追加されるだけで、費用面のメリットはありません。
また、動画配信のために会場を借りてオンライン結婚式を行う場合も、ゲストの参加人数が少ない場合、比較対象とする結婚式費用とさほど変わらず、費用面のメリットがありません。
例えば、家族や親族中心の少人数結婚式の場合、ゲスト15人前後の食事会の想定での費用相場は45万円〜55万円です。また、挙式のみの結婚式の費用相場は30〜40万円で、オンライン結婚式の費用相場とそれほど違いがありません。
オンライン結婚式では会場の一体感がでにくいデメリットがあります。
ゲストがそれぞれの自宅から参加するため、ゲスト同士が直接会話をしながら食事をすることができません。また、会場で直接ゲストと新郎新婦が会えないので、一緒に記念撮影もできません。
ゲストが参加しているビデオ配信をいくつかのグループに分け、新郎新婦とグループごとに会話をする時間や、オンラインでできるゲームをするなどして一体感を出しましょう。
オンライン結婚式にリモート参加するゲストとの記念写真は画面越しにスクリーンショットで撮影することになります。ゲストが写るウィンドウがそれぞれ別なので、フォトスペース用の背景の飾り付けるなど、少しでも素敵な集合写真が撮れるように準備しましょう。
オンライン結婚式は、やり方によって費用相場が変わります。
一部のゲストを会場に招待して行う挙式披露宴にプラスして、リモート参加するゲスト用にオンライン配信も行う場合、通常の結婚披露宴の費用+30万円ほどが費用相場です。
ゲスト全員がリモート参加するオンライン結婚式は、開催条件によって費用相場は変動します。
自宅からの動画配信で、ゲストへの食事の手配なし、新郎新婦2人で必要な衣装や機材、飾り付けを自前で手配するオンライン結婚式なら0円から挙げられます。
会場と衣装をレンタル、オンライン結婚式をプロデュースしている業者を利用し、ゲストするなら、費用相場は20~40万円です。
オンライン結婚式にリモート参加するゲストの食事は、事前に宅配で食事を届けておくケースと、食事の手配はせずにゲストにそれぞれ準備してもらうケースがあります。ゲストへの食事手配を行うのであれば、1人あたり1万円分を目安にゲストの人数分の費用が加算されます。
オンライン結婚式に必要な費用相場を項目ごとにチェックしましょう。
オンライン結婚式の動画配信(プロデュース業者の委託費) | 2~30万円ほど
※撮影機器の準備・会場の飾りつけ・タイムテーブル作成・司会進行など含むケースとオプションのケースがある |
会場使用料 | 10万円ほど |
配信機器のレンタル | 2~5万円ほど |
衣装レンタル | 10~40万円ほど |
ゲストの食事手配(宅配) | 1人あたり1万円ほど |
引き出物(ご祝儀制の場合) |
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プチギフト(会費制の場合) | 3,000円ほど |
一般的にはオンライン結婚式はご祝儀制ではなく、参加費用を明示しての会費制です。会費制の場合、ゲストにプチギフトを渡すことも考えておいた方がよいでしょう。
会費とは別にゲストから別途ご祝儀を受け取っている場合、引き出物を手配するのがマナーです。プチギフトも引き出物も、どちらも宅配することを前提に準備する必要があります。
繰り返しの説明になりますが、オンライン結婚式は会費制で行われるのが一般的です。
招待状に参加費用が書かれ、ご祝儀は不要と記載されているオンライン結婚式ではご祝儀を準備する必要はありません。
ただし、ゲスト自身の結婚時にご祝儀をもらっていてお返しをしたい場合、現金書留でご祝儀を送るか、現金ではなくプレゼントで贈る方法がおすすめです。
会費制ではないオンライン結婚式の場合、オンラインだからと構えることなく、相手との関係性を考慮して金額を決めるとよいでしょう。
通常の挙式披露宴に参加する場合と同様の金額 | 3万円 |
通常の挙式披露宴に参加できなかった場合に贈るご祝儀と同様の金額 | 1万円 |
新郎新婦と親族である場合など近しい関係に贈るご祝儀の金額 | 5万円 |
オンライン結婚式に必要な準備として、会場決めやゲストの人数、招待状、引き出物とプチギフト、食事や飲み物の手配、新郎新婦と招待されたゲストの服装選びについて解説します。
オンライン結婚式は配信する場所や、現地に実際に招待するゲストの有無などで、いくつかのパターンがあります。
まずはどのようなオンライン結婚式を行うか、パターンを決めましょう。結婚式場やホテルなどの会場を利用して配信をする場合、早めに会場を決め、予約する必要があります。
新郎新婦2人だけの結婚式を配信 | 会場を借りて配信することもできるが、自宅からの配信も可能
ゲストは全員リモートで参加 |
新郎新婦+親族のみの挙式披露宴を配信 | 結婚式場やホテルの披露宴会場から配信し、親族以外のゲストは全員リモートで参加 |
現地にゲストを招待している通常の挙式披露宴を配信(オンライン結婚式の併用) | 通常の結婚式同様にゲストを現地に招待し、遠方に住むゲストや小さな子供がいるゲストなど、参加が難しいゲストに向けて結婚式の様子を配信 |
結婚式場によっては、オンライン結婚式のためのプランを用意していることもあります。
スムーズに必要な準備ができ、当日の司会進行や配信機器トラブルも防げるので、新郎新婦だけで動画配信するオンライン結婚式に不安のある方は、専用のプランを活用するのがおすすめです。
オンライン結婚式のプランでは、オンライン結婚式のプロデュース業者に配信機器の手配や動画配信サービスの準備などをお任せできます。
結婚式場やホテルの会場を借り、新郎新婦の裁量でオンライン結婚式を配信する場合、事前にオンラインでの配信が可能かを確認しておきましょう。
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結婚式場であれば、動画配信に適したビデオカメラやインターネット回線など配信に必要な設備が揃っていることが多いですが、選んだ会場によっては、安定したインターネット回線がない場合もあります。
また、曜日や時間帯によってインターネットがつながりにくい状況になることもあります。できれば結婚式と似た条件の同じ曜日と同じ時間帯で、事前の予行練習ができる会場が理想です。
オンライン結婚式で使用する動画配信サービス・アプリには様々な種類があり、YouTube (ユーチューブ)やZOOM (ズーム)、Skype(スカイプ)など基本無料で使用できるものが様々あります。
使用するサービス・アプリによっては、一度に参加できる人数の上限や、接続できる時間が決まっているので、上限を確認して招待するゲストの人数を決めましょう。
なお、結婚式場やオンライン結婚式のプロデュース業者によっては、独自の動画配信アプリを使用することもあります。
オンライン結婚式の招待状は「オンライン招待状」で送るのが主流です。
オンライン招待状はメールアドレスやSNSアカウントに対して送れるので、ゲストの住所を確認する必要がありません。
日時 | オンライン結婚式の開催日と時間 |
URL | 当日使用するビデオ配信のURLやビデオ配信アプリをダウンロードするURL |
服装 | リモートで参加するゲストが困らないように当日の服装について言及する |
食事 | ゲストに準備してもらうか、新郎新婦からオンライン結婚式までに宅配で届けるかを明記する |
ご祝儀・会費 | 会費制の場合は会費を記載し、ネット決済用のURLを記載する
※会費制ならご祝儀が不要であると明記しておく |
オンライン結婚式ではゲストに直接物品の受け渡しができないので、ゲストにメールやSNSで引き出物やプチギフト用のウェブカタログのURLを送るやり方がスマートです。
オンライン結婚式の会費制が主流であるため、必須ではありませんが、お祝い金としてご祝儀をいただいた場合、ゲストに引き出物を渡せるよう準備しておきましょう。
親族 | 10,000~12,000円 |
友人・同僚 | 3,000~5,000円 |
会社関係・上司 | 7,000~10,000円 |
オンライン結婚式に参加してくれたゲストへお礼の気持ちとして、3,000円ほどのプチギフトを用意するのはおすすめです。
オンライン結婚式では、ゲストに自分で当日の料理や飲み物を用意してもらうこともできますが、よりオンライン結婚式を楽しんでもらうために、食事や飲み物の宅配サービスの利用がおすすめです。
ゲストに宅配で料理を届けることで、自宅にいながらも披露宴の雰囲気を味わってもらえます。
宅配サービスを利用してゲストに食事や飲み物を届ける場合、事前に苦手なものやアレルギーを確認しておきましょう。
また、オンライン招待状で食事や飲み物を宅配で届けることを明記し、届く日の目安や料理の保管方法などについても知らせておくと親切です。
カジュアルなスタイルが多いオンライン結婚式。新郎新婦だけでなくリモートで参加するゲストの服装選びについてもチェックしておきましょう。
オンライン結婚式を自宅から配信するカジュアルなオンライン結婚式では、自前の衣装でも良いでしょう。女性は白いワンピース、男性はジャケットとパンツスタイルが良いです。
もちろん購入することもできますが、衣装をレンタルすることもできます。衣装をレンタルする場合の費用相場は10~40万円ほどです。
予算と相談して自前の衣装か、レンタル衣装か決めましょう。
オンライン結婚式ではゲストが何を着たら良いか迷って困らないように、新郎新婦は招待状に当日のゲストの服装について明記しておきましょう。カジュアルなオンライン結婚式の場合「普段着で」や「カジュアルなスタイルで」と指定します。
ただし、カジュアルなスタイルと招待状に書かれている場合でも、結婚式はお祝いの場です。ゲストは部屋着やデニムは控え、カジュアルであっても綺麗目な服装を意識しましょう。
また、リモート参加のときに上半身が白っぽく見える服装もあるため、ゲストは画面映えの意識も必要です。
オンライン結婚式は、結婚式場のプランやオンライン結婚式のプロデュース業者を利用せず、新郎新婦2人だけで準備から当日の配信、進行を行うこともできます。
自分たちでオンライン結婚式を動画配信する際の注意点を確認しておきましょう。
動画配信に必要な機材を自分たちで購入し、準備することもできますが、機材のレンタルサービスの利用、会場での機材レンタルも可能です。
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動画配信の機材のレンタル費用相場はまとめて一式で5万円ほどです。
オンライン結婚式に必要な機材を購入すると、機器のグレードにもよりますが、購入費用だけでオンライン結婚式を挙げる費用と同程度の金額が必要になります。
購入した場合、オンライン結婚式の配信ができるかの機材の相性と組み合わせを検証する必要があります。すでにオンライン結婚式の実績のある組み合わせの機材一式をレンタルする方が、配信の安定性や手間を考えたときにおすすめです。
オンライン結婚式の配信にはマイク、ビデオカメラや三脚、照明などの動画撮影とパソコンの配信機材が必要です。
オンライン結婚式のリモート参加するだけであればスマホやタブレットでもできますが、配信する側は動作の安定のためにもパソコンを選びましょう。
ビデオカメラやマイクは、パソコンやタブレットについているものや、webカメラで充分と思うかもしれませんが、新郎新婦が画面から少しでも離れると、クリアな音声と画質が提供できなくなります。
ライブストリーミング配信向きの30fps程度のフレームレートが確保できるビデオカメラに、指向性のマイクを取り付けると、新郎新婦それぞれの行動を制限せず、ノイズなどの干渉も出にくいため、おすすめです。
オンライン結婚式で晴れ姿を美しく見せたいなら、照明は3つあった方がよいです。
動画撮影における照明のライティングは影がなく、立体的に見せるのが基本です。新郎新婦の上から当てるトップライト、後ろから当てるバックライト、下から当てるアンダーライトの3つで、顔に陰ができにくくなり、美しい状態を配信できます。
会場の天井や机が白く反射するだけでもレフ板のように、照明を当てるのと似た効果が得られるので、会場の条件を踏まえて検討することをおすすめします。
オンライン結婚式を当日スムーズに開催するために、配信の手順やインターネット回線が安定しているかどうかなどを予行練習で確認しておきましょう。
インターネット回線は時間や曜日などの条件でも不安定になるケースがあるので、実際にオンライン結婚式を開催する曜日と時間に合わせて予行練習するのがベストです。
特に、動画配信サービスを通じて、撮影済みのムービーを流す場合、配信するパソコン機材に大きく負荷がかかり、ドラブルが起こる可能性があります。他にも通信負荷がかかりそうな演出は、予行練習のときに問題がなさそうかを事前に見ておいた方がよいでしょう。
また、配信だけでなく、リモート参加する側の立場に立ってのトラブルシューティングの予行練習もしておきましょう。配信ソフト・アプリを新しく入れる場合、すでに入っている場合でも、挙動が変わることがあります。
また、当日は衣装の着つけなどの準備もあります。行うべきタスクを整理し、進行が滞らないようにしましょう。
オンライン結婚式のパターンごとの当日の流れをご紹介します。
オンライン結婚式は新しい試みのため、まだ定番のプログラムの流れはなく、好きなように進行できますが、一部のゲストがリモート参加するケースと全てのゲストがリモート参加するケースとでは主な流れが異なります。
一部のゲストがリモート参加するオンライン結婚式は、会場にゲストがいる以上、基本的には通常の結婚式と同じ流れです。
ただし、実際に会場に来ているゲストと同様にリモートで参加しているゲストに楽しんでもらうため、食事や乾杯のための飲み物の宅配サービスを利用するのがおすすめです。
また、リモート参加のゲストに基本的にミュートにしてもらうよう、事前に伝えておきます。
一部のゲストがリモート参加するオンライン結婚式は、動画配信の専門スタッフを手配して行うのが一般的なので、新郎新婦が機材の調整やトラブルについて懸念する必要はありません。
ゲストの飲み物の確認やミュートになっているかどうかの確認は司会進行の方にしてもらいましょう。
現地に招待したゲストもいる通常の挙式披露宴を配信し、一部のゲストがリモート参加するオンライン結婚式の当日の流れは次の通り、所要時間は3〜4時間です。
①挙式:30分ほど | 挙式を行っている最中はリモートで参加しているゲストにミュートにしてもらいましょう。 |
②披露宴会場へ移動:15~30分ほど | 披露宴会場へ移動している最中の配信はせず、披露宴会場の準備が整うまでの間、待ち受け画像を表示しておきます。 |
③披露宴スタート:5分ほど | リモート参加のゲストに事前に宅配した飲み物や食事を準備してもらうように呼びかけます。 |
④オープニングムービー:10分ほど | 新郎新婦の生い立ちやなれそめなどをまとめたオープニングムービーを放映します。
10分ほどの動画で、リモートで参加しているゲストには画面共有で見てもらいましょう。 |
⑤新郎新婦の挨拶:5分ほど | 披露宴に参加しているゲストにお礼を伝え、乾杯の挨拶を依頼している方を紹介します。 |
⑥乾杯:5分ほど | 乾杯の挨拶に合わせて、リモートで参加しているゲストに飲み物を用意するように促します。 |
⑦ケーキ入刀・ファーストバイト:10分ほど | リモートで参加しているゲストもスクリーンショットが撮りやすいように、新郎新婦が良く見える位置にカメラを移動させます。 |
⑧歓談:30分ほど | リモートで参加しているゲストにミュートを解除してもらい、会場のスクリーンやタブレットで新郎新婦と会話できるようにします。 |
⑨お色直し:20分ほど | 新郎新婦がお色直しで席を外している間、リモートで参加しているゲスト同士、現地で参加しているゲストとリモートで参加しているゲストが会話できるよう、会場内に配信サービスとつながっているタブレットを設置するのがおすすめです。 |
⑨余興:20分ほど | 実際の会場で参加しているゲストが余興をする場合、リモートで参加しているゲストにも余興が見える位置にカメラを移動させます。
リモートで参加しているゲストから事前に余興をしたいと言われた場合は、余興ムービーを作成してもらい、当日会場で放映するのもおすすめです。 |
⑩両親への手紙:15分ほど | 新郎新婦から両親へ手紙を読みます。 |
⑪終わりの挨拶:10分ほど | 新郎新婦から、参加しているゲストに向けての感謝の気持ちを伝えます。
リモートで参加しているゲストを会場のスクリーンに映し出すと、一体感が出ます。 |
なお、移動などを含め、挙式部分の配信が難しいケースでは、披露宴のみ動画配信するオンライン結婚式もあります。
ゲスト全員リモート参加のオンライン結婚式は、自宅や結婚式場、ホテルの会場などの会場にいるのは動画配信や会場スタッフを除けば新郎新婦だけであるため、通常の結婚式とは流れが異なります。
衣装の着付けスタッフを手配していない場合、新郎新婦だけで着付けを行う必要があります。
動画配信スタッフを手配していない場合、新郎新婦だけで動画配信前のマイクテストや機材の接続チェック、トラブル時のトラブルシューティングをする必要があります。
司会進行スタッフを手配していない場合、新郎新婦でオンライン結婚式を進める必要があります。
会場には新郎新婦2人、ゲスト全員がリモート参加するオンライン結婚式の当日の流れは次の通り、所要時間はおよそ1時間20分ほどです。
①配信前のマイクテストやインターネット回線のチェック:30分ほど | オンライン結婚式を配信する前に、マイクテストやインターネット回線のチェック、機材やカメラの配置などをチェックします。
開始30分前に先行して数名のゲストに、配信アプリを通して音声が聞こえているか、映像が綺麗に写っているかなどを確認してもらいます。 開始時間の10分前には、どのゲストもリモート接続して参列もらうよう案内するのがおすすめです。 |
②オープニングムービー:10分ほど | 開始時間になったら、オープニングムービーを放映します。ゲストの接続トラブルが開始時間までに解決しなかった場合、この間に対応します。 |
③新郎新婦の挨拶:10分ほど | オンライン結婚式に参加してくれたゲストへのお礼、これから結婚式を開始することを伝えます。 |
④乾杯:10分ほど | 事前にゲストに宅配で食事や飲み物を送っている場合は、宅配した飲み物を準備してもらいます。
宅配の手配をしていない場合は、ゲストそれぞれに準備してもらった飲み物を用意してもらい、乾杯をします。 乾杯の挨拶をゲストに依頼することもできますが、ゲストのインターネット回線が不安定なケースもあるので、新郎新婦自ら乾杯の挨拶をします。 |
⑤ケーキ入刀・ファーストバイト:10分ほど | 新郎新婦が画面の中にきちんと映るようにして、スクリーンショットの時間も設けます。 |
⑥歓談:30分ほど | ゲストをグループごとに分け、新郎新婦と歓談する時間を設けます。
新郎新婦が参加していないグループにはミュートにしてもらいます。 |
⑦終わりの挨拶:5分ほど | オンラインで参加してくれたゲストへのお礼を伝えます。 |
新郎新婦とゲストそれぞれができるおすすめの演出をご紹介します。
両親への手紙や紹介ムービーの放映など、通常の披露宴でも人気の演出に加え、オンラインでもゲストが楽しめる演出を用意するとよいでしょう。
オンライン結婚式で新郎新婦ができるおすすめの演出を紹介します。
ムービーを用意する | オンライン結婚式の最初に、ゲストとの一体感を出すために結婚式開始の合図としてオープニングムービーを作成して配信するのがおすすめです。
ただし、機材のスペックやインターネット環境によっては動画配信の中でムービーを流すとフリーズすることがあります。写真を紙芝居のように見せるスライドショーサービス・アプリを使うなど、通信負荷の低い代替手段を持っておくと安心です。 |
チャットを活用する | オンライン結婚式の最中には、リモートで参加しているゲストにミュートにしてもらうことが多いので、チャットを活用してコメントを残してもらいましょう。
ゲスト同士もチャットで会話できます。 |
スクショタイムを作る | 新郎新婦とリモートで参加しているゲストが画面の中に一緒に映り、スクリーンショットが撮れる時間を作るのがおすすめです。 |
オンライン結婚式ではリモート参加のゲストが直接会って、新郎新婦にお祝いを伝えることはできませんが、工夫することで、お祝いの気持ちを伝えられます。
お祝いボードやフォトプロップスを作成する | 結婚のお祝いメッセージを書いた「お祝いボード」や、フォトジェニックなフォトプロップスを作成し、画面に映るようにすることで、ミュート状態でもお祝いの気持ちを伝えられます。 |
ゲストでお揃いのアイテムを身につける | メガネやネクタイ、ヘッドアクセサリーなど、ゲスト同士で示しあわせ、画面で見えやすい上半身にお揃いのアイテムを身につけると、画面の中に統一感を出て華やかです。 |
ホワイトボードでコメントする | チャット機能ではなく、小さなホワイトボードを用意し、その場その場の思いを文字で書いて、画面上に見せるのも、ユニークです。
ただし、文字を大きく太く書かないと見えづらく、伝わりにくいので注意が必要です。 |
なお、動画配信サービスの機能で、背景合成やサプライズムービーを流すなどを活用する場合、負荷がかかり、通信トラブルを起こす可能性があるため、新郎新婦との事前の調整が必須です。
新郎新婦へのサプライズをしたいなら、何かしらのデータを用意よりも、現実にあるもので工夫して「画面内に映り込む」ようにするのがおすすめです。
今回はオンライン結婚式に必要な準備や当日の流れ、費用相場についてご紹介しました。
オンライン結婚式は、遠方に住んでいるゲストや小さなお子様がいるゲストでも、リモート参加できるウェディングスタイルです。
結婚式場のオンライン結婚式プランを活用することでスムーズに準備をすることもできますが、新郎新婦2人だけで準備をして費用を抑えることもできます。
ご自身の好きなスタイルで、素敵なオンライン結婚式を挙げましょう♡
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