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結婚式に招待するゲストには招待状を送るのが普通です。
一昔前は挙式と披露宴を行うのが当然だったこともあり、式当日の席順や引き出物などの返礼を準備するために必ず招待状は必要なものでした。
しかし最近は、披露宴を行わずに挙式のみを行うケースもしばしば見られます。
披露宴を行う場合と異なり、挙式のみであれば参列者の人数を把握しておく必要がありませんが、このように挙式のみの場合でも、ゲストへの招待状の送付は必須なのでしょうか?
そこで今回は挙式のみの場合の招待状の要不要、また送付する場合に招待状に書くべき内容やマナーについて紹介します。
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結論から言えば、挙式のみの場合、招待状の送付は必須というわけではありません。
招待状を送るとなると時間もコストもかかりますので、口頭やメール、SNSなどで簡単に案内をするだけというカップルもいます。
しかし、それでも筆者としては招待状を送付しておくことをおすすめします。
招待状の送付には
といったメリットがあります。
また、口頭の案内だけでは失礼だと感じる方もなかにはいらっしゃいますので、挙式のみの場合でも招待状は送っておいたほうが無難です。
挙式のみの場合には普通の招待状とは違う記載が必要になりますので、挙式のみの招待状を出す時の7つのポイントを確認しましょう。
一般的な招待状はというのは、すなわち挙式後の「披露宴」への招待状です。なのでその披露宴を行わないということをきちんと文章にして書かなければ、誤解を招く可能性が大きいです。
挙式のみの場合、「誠に勝手ながら披露宴は行いません」と披露宴はやらないことを必ず招待状の中に明示しておきましょう。
「挙式のみを行います」などの書き方では勘違いをしてしまう人が出る可能性もあり、記載する内容として不十分です。
挙式のみの場合、ご祝儀は辞退するのが通例です。
これは口頭のみで伝えるのではなく、招待状の文面に入れ込むのがよいでしょう。
もちろん「お断りします」では失礼な印象ですので、「ご祝儀その他のお心遣いは慎んでご辞退申し上げます」や「ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」など、適切な言葉遣いを選びましょう。
ご祝儀を断る文言を招待状に記載していても、ご祝儀を頂くことも時にはあります。
お断りするのが却って失礼にあたる場合、後日個別に「内祝い」にて返礼しましょう。
挙式のみの場合、所要時間は30分程度です。
ゲストがより少ない負担で気軽に参加できるように平服で参列してよい場合には、「平服で気軽にお越しいただけますと幸いです」など、平服OKの旨を記載しましょう。
ただし、あらかじめ会場に、挙式に参加するゲストが平服でもよいか、という確認は必ず取っておいてください。
招待状に会場名と所在地を書くのは当然なのですが、それとは別に会場付近の地図も同封しましょう。
会場に駐車場が併設されているか、場所はどこかも記載してあるとより親切です。
可能であれば紙の地図とは別に、スマホで見る地図のQRコードも付けるとさらに親切ですね。
どちらも手紙の冒頭と末尾に使用される「頭語・結語」の組ですが、謹啓・謹白は、拝啓・敬具よりも更に深い敬意を表した語です。
迷った場合は謹啓・謹白で統一するのがよいでしょう。特に式の主催者が新郎新婦の父母である場合などは、謹啓・謹白を使うのが通例です。
この件に関しては披露宴も行う一般的な結婚式でも同じです。
挙式のみの場合、引き出物などを用意する必要がなく、正確な人数の把握は不要です。
そのため出欠確認の返信はがきはなくても構いません。
しかし、引き出物が必要ないと言っても、せっかく参列してもらったのに何も用意しないのはちょっと悪いな…と思ってしまう方もいると思います。
そんな時には、プチギフトなどを用意することもありますよね。
そのプチギフトを配る人数をある程度把握しておきたい、という場合には返信はがきを同封してもOKです。
句読点は文章の「終わり」や「区切り」を表す記号です。
新しい生活への門出なのに「終わり」を連想させるものは嫌だ、という思いから生じたとされるマナーですね。
こちらも披露宴を行う場合の招待状でも同様のマナーですので覚えておきましょう。
下記に実際に活用できる招待状の具体例を記載します。
例では左揃えで招待状を作成していますが、中央揃えでもどちらでも構いません。
謹啓 薫風の候 皆様ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
さて この度 私たちは結婚することとなりました つきましては ぜひ皆様に 私たちの門出の立会人となっていただきたく 教会式にて挙式を行いたいと存じます なお 誠に勝手ながら披露宴は行いません
当日はお気軽にご出席いただきたいと思っておりますので ぜひ平服でお越しください またご祝儀などのお心遣いについては 謹んでご辞退申し上げます どうぞご了承頂けば幸いです ご多用中とは存じますが ぜひご出席頂けますようお願い申し上げます 謹白
20○○年 □□月吉日 【新郎フルネーム】 【新婦フルネーム】
記
日時:20○○年○月△△日(土) 教会式挙式 15時00分 場所:【○○教会】 所在地:【○○県○○市○○5-7-18】(JR○○駅より徒歩10分 駐車場あり) 電話番号:【03-xxxx-xxxx】 |
挙式のみのウエディングと言っても、挙式後に親族のみで会食の場を設ける場合もあるかと思います。
その場合の招待状について例示します。
謹啓 薫風の候 皆様ますますご清祥のこととお慶び申し上げます
さて この度 私たちは結婚することとなりました つきましては ぜひ皆様に 私たちの門出の立会人となっていただきたく 教会式にて挙式を行いたいと存じます なお 挙式後には 心ばかりの小宴を催したいと思っております
当日はお気軽にご出席いただきたいと思っておりますので ぜひ平服でお越しください またご祝儀などのお心遣いについては 謹んでご辞退申し上げます どうぞご了承頂けば幸いです ご多用中とは存じますが ぜひご出席頂けますようお願い申し上げます 謹白
20○○年 □□月吉日 【新郎フルネーム】 【新婦フルネーム】
記
日時:20○○年○月△△日(土) 教会式挙式 15時00分 場所:【○○教会】 所在地:【○○県○○市○○5-7-18】(JR○○駅より徒歩10分 駐車場あり) 電話番号:【03-xxxx-xxxx】 |
挙式のみの場合は式にかかる時間が短いこともあり、親しい人だけを招くことも多々あります。そのため、招待状は送らずに口頭で伝えるだけで十分だと考える人も多いですし、実際に口頭のみの連絡にしている人もいます。
それでも結婚式という晴れの舞台なのですから、トラブルなどでやきもきすることなく準備や挙式を進行したいですよね。
招待状は単にマナーというだけでなく、準備や当日をスムーズに進めるための大事な要素でもありますので、挙式のみであっても招待状は送っておくことをおすすめします。
ぜひ招待状を上手に活用して、素敵な挙式への道筋にしてください!
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