2人だけの結婚式

二人だけの海外挙式は格安に抑えたい!

海外での挙式に憧れる方は男女問わず多いですよね。

でも海外での挙式なんて、普通にプランニングすると何だか高そうな気がする。だから二人だけで安く挙式ができればそれでいい…と考える方もいらっしゃいます。

そこで今回は「海外での挙式を格安で実現する方法」と、「二人だけで挙式する場合とゲストを呼ぶ場合の比較」をご紹介します。

二人だけの海外挙式!格安で実現するための基本のポイント

「日本では味わえない景色で結婚式をしたい」「自然に囲まれたリゾート地で挙式したい」など、二人だけの海外挙式を実現したい理由はさまざまでも、費用に関して言えば格安に抑えられれば誰だって嬉しいですよね。

挙式費用が格安に抑えられたらハネムーンを思いっきり楽しんだり、帰国後に改めてお披露目パーティーをしたり、もしくは二人の結婚生活資金に余裕を持つことができますので、挙式費用を安く抑えられるに越したことはありませんよね。

(1)各エリアの特徴をとらえ、自分たちにとってお得なエリアを選ぶ

当然のことですが、国や地域が違えば何が高くて何が安いのかも、もちろん物価そのものも全く変わります。

まずは代表的な国・エリアとそれぞれの傾向を把握して、自分たちの希望が叶えられそうなエリアに目星をつけましょう。

アジア圏(バリ島やセブ島もここ!) 物価が安く、滞在中の費用が安く済む。

滞在先で食事や買物などを多めに楽しみたい場合には特におすすめ。

グアム、サイパン 日本から距離が近いため、飛行機代を安く抑えやすい。青空や海が映える気候なので、リゾートらしさを満喫したい人にも◎。
ヨーロッパ 挙式料、旅費とも高額になりがち。

日本から距離がある場所の旅行にはあまり行かないという人の場合、特別な思い出として残りやすい。

挙式を安く済ませ、複数の国を旅行するなど豪華なハネムーンを楽しみたい場合にもおすすめ。

カナダ、アメリカ 都市部とリゾート地で気候もアクティビティもまったく異なり、それぞれ異なる楽しみ方ができる。

挙式と旅行を同時に行う場合、一つの国で違った雰囲気を味わえるのが魅力。

ヨーロッパでの挙式に比べればやや費用は抑えやすく、洋風の挙式を楽しみたいがヨーロッパでは高い…という場合にもおすすめ。

また旅費と直接は繋がりませんが、バリ島やグアムは日本との時差が1時間と体への負荷が少ないのもメリット。フライト時間も短く、挙式本番や現地体験を楽しむ余力を残しやすい点も見逃せません。

(2)直行便だけじゃない?経由便や乗継便を使おう

目的地までの所要時間が短いのはもちろん直行便です。

途中で飛行機から降りたりする必要もなく機内でゆっくり休めますし、時間が短ければそれだけフライトの疲れも少なくて済みます。

しかし価格に関して言えば、経由便や乗継便の方が安いことが大半です。

乗継便は文字通り、途中の経由地で別の飛行機に乗り継ぐ方法。

経由便は搭乗する飛行機や便名は途中で変わりません。経由地の空港で一旦降り、空港内で2時間前後待機して、もう一度同じ便に乗り込みます。

経由便に関しては、一見すると距離が伸びるだけ燃料を使うので高くなりそうな気もします。しかし航空会社からしてみると、経由空港まで、もしくは経由空港からの乗客にも利用してもらうことができるので、定員まで利用客を集めやすいメリットがあるのです。そうすると、空席に備えた料金よりも割安になります。

ただし高高度と低高度を行ったり来たりすることになるので、それだけ直行便よりも体力は奪われます。

筆者としては、海外旅行の経験が少なく、飛行機の上昇下降による気圧の変化に対する体力の消耗加減が分からない方の場合は直行便をおすすめします。

節約という観点からは外れてしまいますが、せっかくの晴れ舞台を前に体調を崩して、楽しめず辛かった記憶になってしまうのはとてももったいないですからね。

(3)旅費を抑えるならオフシーズンが絶対狙い目!

同じエリアでの挙式でも、いわゆるオフシーズンは費用節約の狙い目です。

客足が緩やかになるので、キャンペーンなどで安いプランが増えます。

グアムやサイパンであれば10月から3月にかけてなど、冬場がオフシーズンなので狙い目です。

逆に日本の大型連休であるゴールデンウィークなどは休みを利用して旅行や、同じように挙式をしたいと考える方が多いので、飛行機の値段も高くなる傾向があります。

(4)ドレスや小物の持ち込みはできる?できる場合は値段まで必ず相談

利用するプロデュース会社によって、衣装も小物も、外部手配したものを持ち込みができるかどうかが違います。

最初から持ち込むつもりでいたのに、契約した後になって持ち込みNGが判明し、契約前に確認しておくべきだった!なんてこともあり得ます。

また持ち込みができる場合でも、持ち込み料がかかる場合と無料の場合と会社ごとに異なります。

持ち込み料がかかる場合は、さらに金額が高い低いという問題も出てきます。

持ち込み料の金額によっては持ち込んだ方が費用がかさんでしまうことも考えられますので、必ず契約前に確認しましょう。

二人だけの場合とゲストを呼んだ場合、どこが違う?

海外でも、二人だけで挙式のみ行えば何とか格安でできそう…思って計画はしているけれど、費用の差額次第ではやっぱり呼びたいゲストがいる…と悩んでしまうこともあると思います。

ここで、「二人だけの場合とゲストを招待した場合では主に何が違うの?」ということを改めて確認していきましょう。

(1)ゲストを呼ぶと、費用はどれぐらい変わるの?

ゲストを呼ばない理由として、費用面の心配が大きい方は多いですよね。

二人だけの挙式の場合と違い、ゲストを招待するなら「披露宴などのパーティー」にかかる費用の準備が必要になります。

パーティーは一人2万円から3万円ほどですが、招待人数やプランによってもちろん変わってきます。

仮に10人のゲストを招待するとしたら、10万円から15万円ほどになります。

ただし国内でパーティーをしてもやはり同じぐらいの費用は掛かります。特に海外だから高いと決まっている訳でもありません。

旅費に関しては、少人数だとしてもゲスト分まで負担できないことを理由にゲストの招待を諦めてしまう方もいますが、実はゲストを招待した場合でも「旅費はゲスト各自で負担してもらう」という方法を取る方は多いです。

もちろん事前の打診など打ち合わせは必要になりますが、どうしても来てもらいたいゲストがいる場合は検討してもいいでしょう。

また旅費をゲスト自身に負担してもらった場合は「お祝いに駆けつけてくれただけで十分」として、ご祝儀はお断りするのが一般的です。

(2)ゲストを呼んだ場合、挙式の場で祝福してもらえるのが嬉しい!

ゲストを招待した場合、挙式の時に祝福してもらえるのがとても嬉しいですし、思い出にもなります。

披露宴などのために余分に資金がかかったり、打ち合わせや情報伝達の手間がかかったりするのは避けられませんが、やはり挙式のその場でお祝いしてもらえる嬉しさは他に代えがたいものです。

(3)二人だけだと気楽なのが何より大きなメリット!

二人だけの挙式の場合、格安であるのはもちろんメリットです。

加えて、もう一つの大きなメリットは、何と言ってもその「気楽さ」。

ゲストがいないので招待状を送る手間やゲストの宿泊先の手配などは必要ありませんし、気を遣って挙式の時間などのすり合わせをする必要もありません。

また、ご祝儀がないため引き出物の準備もないので、引き出物にかかる費用や時間のコストもなくて済みます。

海外で二人だけの挙式って…もしかして寂しい?変じゃない?

(1)スタッフが心から祝福してくれます!

当たり前ですが、プロデュース会社のスタッフさんたちは文字通りウエディングプロデュースのプロフェッショナル。

そんな人たちが心を砕いて手配してくれる挙式ですから、式は二人へのお祝いの気持ちに満ちたものです。

(2)海外挙式ではむしろ二人きりや家族のみの少人数が主流!

やはり海外では旅費がかかることもあって、負担を考えてゲストは呼ばずに二人だけや親しい親族だけを招いた挙式も珍しくありません。

最近は二人だけの挙式プランも増えてきていますので、二人だけで挙式をしたからといって浮いてしまうようなことはないので、安心して式を挙げてください。

海外挙式後、国内でパーティーをするのもおすすめ

どうしても海外での挙式がしたくて二人だけで行くけど、やっぱり親族や友達に晴れ姿を見てもらえないのはさびしい…という方もいらっしゃいますよね。

そういう場合は、帰国後に国内でお披露目パーティーをするのも◎。

「披露宴」というよりも1.5次会や2次会、あるいは食事会のようなスタイルで行うなど、カジュアルなパーティーにするとゲストも参加しやすくなります。

まとめ

二人だけとは言っても挙式をしたい…それも海外で行いたいというからには、「素敵な思い出を残したい!」という気持ちがありますよね。

費用はなるべく抑えたいからと言って妥協はしたくないものです。

そして「格安」という目線で言えば、二人だけで挙式のみ行うかゲストを招待するか以上大切なのが旅費とエリア。オフシーズンを狙って旅費を節約したり、そもそもどのエリアを挙式場所とするのかをよく考えましょう。

「格安ながらも良い思い出にしたい」ということを考えるなら、すべてにおいて安さだけを突き詰めるよりは、挙式は格安にして宿泊場所などは多めに予算を割くなど、自分たちがどこにお金をかけたいのか考えてから計画を立てると満足度が上がりやすいです。

「格安を狙ったからこのぐらいしかできなかった…」ではとても勿体ないので、「こんなに素敵な挙式をしたけれど、実は格安でした!」と言えるような挙式を目指してください!

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