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今では定番の挙式スタイルになった人前式(じんぜんしき)。ユニークでおふたりらしい演出ができる点が魅力です。
人前式は、宗教や衣装・会場などの制約がない、自由度の高いスタイルの結婚式です。会場の許可をとることができれば、公園や水族館など「ふたりの思い出の場所」を挙式会場にできます。
今回は、人前式をご検討中のみなさんに向けて、人前式でおすすめの演出をご紹介します。
なお、演出以外の注意点は次の記事でご紹介しています。
Contents
新たな時代を迎え、結婚式をする上で「みんなが安心して楽しめる」という視点がとても大切になっています。
今まで当たり前のように行われてきた、密集した環境の中行われる「ブーケトス」や、各テーブルを回りゲストと言葉を交わす「キャンドルサービス」、同じ盃で回し飲む「三々九度」などは、人と人との接触が伴います。できる限り接触が少なくなるようアレンジをするか、別の演出にすることをおすすめします。
ゲスト間でもソーシャルディスタンスが保てる人数に絞ることで、ニューノーマルに適した演出となります。
ブーケプルズは、新婦が持つブーケにつながる一本のリボンを引き当てたゲストにブーケをプレゼントする演出で「引き当てた人は次の花嫁になれる」と言われています。
バルーンリリースは「新郎新婦の幸せが天まで届くように…」という願いを込めて、新郎新婦とゲストがバルーンを一斉に空へ飛ばす演出です。
なお、バルーンリリースができる会場は限られているため、実施する際はあらかじめ会場に問合せましょう。
フォトラウンドは、新郎新婦が各テーブルを回りながら、ゲストと一緒に写真を撮っていく演出です。
ニューノーマルの時代においては、ソーシャルディスタンスの距離感を保って、遠近法を活かした写真を撮ることや、可愛くデコレーションしたフェイスシールドや、お揃いのマスクをつけて写真を撮るというのも、今だからこそ残せる記念の一枚になりますね。
水合わせの儀は新郎新婦が一つの器に互いに水を注ぎ合わせるセレモニーです。スタッフとの接点も抑えることができるため、おすすめの演出です。
人前式でおすすめの演出を「華やか」「個性的」「感動的」など雰囲気別にご紹介します。
挙式における定番の演出である、指輪の交換。
結婚指輪を乗せたリングピロー(小さなクッション)から指輪を取り、新郎から新婦へ、新婦から新郎へ薬指に指輪をはめます。
教会式の式次第にある指輪の交換ですが、もちろん、人前式で行うこともできます。
教会式においては、牧師より指輪の交換が促されますが、人前式では、一般的に司会者よりアナウンスし、指輪の交換を行います。
結婚証明書には婚姻届のような法的な拘束力はないため、公的な書類ではありません。
結婚証明書は、挙式の前に、あらかじめ必要な箇所は記入しておき、挙式本番では、おふたりと立会人代表のサインのみという状態にしておくことで、滞りなく行うことができます。
「誓いのキスはちょっと…」と躊躇するカップルには、誓いのキスの代わりに行う、「手合わせの儀」がおすすめです。
手合わせの儀は、和装の人前式でよく取り入れられる演出で、互いの手の温もりを感じながら、これから手を取り合い、支え合い、励まし合い、また、互いを守っていくことを誓う儀式です。
手合わせの儀は、指輪交換のあとに以下の手順で行います。
(手合わせの儀の手順)
アイルランナーとは、バージンロードに敷く長いカーペットのことを指し、メッセージや写真でデコレーションしてアレンジすることもできます。
通常、バージンロードはキリスト教式のチャペルにおいて「入口から祭壇まで」を指します。
バージンロードは、元々「魔除け」という意味が込められており、宗派により赤や白などの布を使います。
また、バージンロードは誕生・過去・現在・未来と、花嫁の人生を表していると言われています。
昨今では、新郎新婦のこれまでの人生を振り返ることができるよう、バージンロードを年表に仕立てて、思い出の写真などでデコレーションする演出が人気です♪
「ナチュラル」をテーマに、自然を存分に味わうことができる華やかな人前式はいかがでしょうか?
人前式でおすすめの「ダーズンローズ」のセレモニーは、ヨーロッパで古くから伝えられている結婚式における伝統的な演出です。
お祝いの言葉や感謝の言葉を交わすことは我慢して、ここはアイコンタクトや笑顔でお祝いの気持ちを表現しましょう。
(ダーズンローズセレモニーのやり方)
(12本の薔薇が意味する言葉)
感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠
昨今ではガーデンウェディングで、ダーズンローズのセレモニーを行う新郎新婦も増えてきました。
屋外の開放的な雰囲気の元行われるガーデンウェディングは、ニューノーマルな人前式としても相性がバツグンです♪
ガーデンウェディングならではの演出を知りたい方は次もあわせてご覧ください。
デジタルアートとして有名なプロジェクションマッピングは、ウェディング業界でも取り入れられています。
世間に浸透しつつあるデジタルアートも、結婚式で楽しめる会場は、まだ少ないでしょう。
定番化していない目新しいものが好きなカップルや、アート作品が好きなカップルに特におすすめの演出です♪
人前式でのおすすめは、カラフルで華やかなシャワー演出。
古くから結婚式で行われてきたライスシャワーは、「新郎新婦が食べ物に困らないように」や「子孫繁栄」などの願いを込めて、ゲストが新郎新婦へお米(ライス)をまいていたと言われています。
神社など、場所によっては、コンフェッティシャワーなど、シャワー演出自体難しいなど、会場により制約も異なりますが、自由度が高い会場で人前式を行うことで、定番のフラワーシャワーをはじめ、リボンシャワーやバブルシャワー(シャボン玉)など、さまざまな演出が可能です。
(人気のシャワー7選)
コンフェッティとは紙吹雪のことを指します。
昨今では、スパンコールやラメ素材など多種多様で、中でも光る素材のコンフェッティは華やかさが増し、さらには写真映えがするため特に人気です。
コンフェッティシャワー直接手に持ってまく方法以外にも、クラッカーに紙吹雪をつめたのものを使用したり、バルーンの中に紙吹雪を入れてをはじけさせるなどの方法もあります。
自由度の高い人前式といえ、シャワー演出に制約がある会場も多いため、事前に会場やウェディングプランナーさんへ確認するようにしてくださいね。
ウェディングツリーとは、幹と枝だけの樹のイラストに、ゲストが指印や名前を葉や花に見立てて記入し、豊かな1本の樹に仕上げるというゲスト参加型の演出です。
完成したウェディングツリーは、ゲストがふたりの結婚を承認してくれた証として、結婚証明書の代わりとしても使用できます。
(ウェディングツリーの作り方)
新郎新婦共通の趣味がゲームやアニメの場合、その主人公やヒロインになりきるコスプレ演出も盛り上がります。
ただし、親族や高齢者の方などが知らないキャラクターの場合、盛り上がりにかけてしまいます。
そのため、あまりにマニアックなコスプレはおすすめいたしません。
また、コスプレをする場合は、ゲストの顔ぶれに配慮し、ゲストを驚かせすぎないよう、招待状にキャラクターについての説明書きを添えるなどの一工夫をするのも良いでしょう。
場所に制約のない人前式だからこそできることはたくさんあり、「おふたりにとっての特別な場所を挙式会場にする」ということも可能です。
静岡県の大井川鐵道では、日本旅行とコラボした人前式を実現。
新金谷駅ホームに結婚の立会人を招待し、結婚証明書は新金谷駅長・機関士・車掌の署名入りというこだわりぶりです。
参照URL:大井川鐵道|SLで結婚式? SLブライダルトレイン・パッケージプランのご案内
この他にも、鉄道好きのカップルが、駅のホームで人前式を挙げたというカップルもおり、個性が光る挙式をされています。
ベールダウンとは、花嫁の身支度の仕上げとして、新婦お母様よりベールをおろしてもらうセレモニーです。
リングボーイ・リングガールとは、挙式で指輪の交換をするために、新郎新婦の結婚指輪をおふたりの元へ運ぶ役目を務めてもらうお子様のことを指します。
年齢としては、だいたい3歳~10歳が適当と言われています。
リングボーイ・リングガールが登場することで、会場の雰囲気も和みます。
また、新郎新婦の緊張も和らげることができるため、新郎新婦に甥っこや姪っ子がいる場合、もしくは、親せきの中にお子様がいる場合には、頼んでみるのも良いでしょう。
サンドセレモニーとは、新郎新婦がそれぞれに選んだ砂を、互いに一つの容器に注ぎ合うセレモニーです。
日本の伝統的な儀式である「水合わせの儀」の砂バージョンともいえる演出で、ネイティブアメリカンが結婚のセレモニーとして始めたのがきっかけと言われています。
サンドセレモニーで使う砂は、新郎と新婦でそれぞれ好きな色を選ぶことができます。
そのため、できあがった作品は色や砂の注ぎ方で同じものはふたつとありません。
日付や名前も入れることもできるため、結婚の記念品としてカタチに残すことができるおすすめの演出です。
人前式で行う「誓いの言葉」を面白くアレンジしたい!という方は、あいうえお作文がおすすめです。
人前式の誓いの言葉は、「本日、私たちは、ご列席くださった皆様の前で夫婦の誓いをいたします。」といった内容から始められることが多いですが、誓いを立てる内容として、文頭の言葉をおふたりのなまえから取ることで、よりオリジナリティを出すことができます。
(例)「あい」さんと「うえお」さんの場合
【あ】りがとうの気持ちをいつまでも忘れず
【い】っしょに考え励まし合って 【う】れしい時も苦しい時も 【え】がおを忘れずに 【お】もいでを沢山つくることを誓います |
クラッカーが仕込まれている樽を、新郎新婦が小槌で叩くと「パーン!」という大きな音とともに、樽から金色や銀色などの華やかなメタルテープが飛び出します。
見た目も豪華でゲストへのサプライズ感もあり、また、樽を使った演出であるため、和装の人前式にはぴったり!
樽クラッカーは通販でも手に入るため、演出にも手軽に取り入れやすいアイテムです。
ただし、持ち込みができない会場や樽クラッカーの演出自体難しい会場もあるため、事前に会場に問合せをして確認した上で、購入するようにしましょう。
竹を彫って桜や花火などの模様をほどこし、中に明かりを灯す竹灯籠。
竹灯篭は京都の嵐山などの観光地で有名ですが、和装人前式の際、装飾の一つとして取り入れる新郎新婦もいます。
暗闇で光る灯りはとても幻想的で、参列されたゲストの満足度も高い演出です。
竹灯籠を持ち込み、実施できる会場は限られるため、まずは会場やウェディングプランナーさんに相談してみましょう。
水合わせの儀とは、お互いの実家で汲んできた2つの水を「異なる環境で生まれたふたり」になぞらえ、1つの盃に注ぎ合わせた水を飲むという、日本の伝統的な儀式です。
水を注ぐ器は、自由にアレンジがきくため、お銚子と盃のセットで使う以外にも、オリーブの木などの植木鉢に、ジョウロで互いに水を注ぎ合うという演出にするなど、多様な演出にカタチを変えることができます。
バリエーション豊かな演出が楽しめる人前式は、宗教にとらわれずに結婚式を挙げたいカップルや、型にはまらない自由なスタイルに魅力を感じるカップル、個性的な結婚式を重視するカップルなどに人気の高い挙式スタイルです。
ご紹介した演出を参考に、おふたりらしさ溢れるオリジナルの演出を検討してもいいですね♡
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