結婚式場の見学や、ウエディングプランナーさんに相談ができるブライダルフェア。
会場の設備や演出など、気になるポイントをすぐウエディングプランナーさんに質問できるのが大きな魅力です。
でも初めてのブライダルフェアでは、「確認しておくべきポイントはどこ?」「何を質問すればいいの?」と悩んでしまいますよね。
悩めるプレ花嫁さんに向けて、この記事ではブライダルフェアで確認したいポイントと、プランナーさんに質問したい項目をご紹介します。
「私たちがチェックしたいのはここ!」というポイントをしっかり準備して、ウエディングプランナーさんと相談してくださいね。
Contents
ブライダルフェアではどのタイミングでもプランナーさんに質問できる
ブライダルフェアに参加すると、カップルごとに担当のプランナーさんがついてくれます。
一緒に会場を歩いて見学しながら案内を受けられるので、疑問点に気付いたり希望したいことを思いついたりしたときにはすぐにプランナーさんに質問できて、思いついた内容を、質問するまでに忘れてしまうことがありません。
プランナーさんからもお得なプランやおすすめの演出などを話してくれるので、あとで詳しい見積もりや内容の相談をするときもスムーズに話せるのが嬉しいです。
ブライダルフェアで聞いておきたい質問カテゴリ10個!
ゲストの移動や宿泊、周辺の環境について
◯プランナーさんに質問すること
- ゲストのための宿泊施設の有無
- 駐車場の広さと台数
- バスや電車などの公共交通機関からのアクセスの良さ
- ゲスト用の送迎バスの有無
- タクシー乗り場までの距離
ゲストの移動手段や宿泊施設は、できるだけていねいに道順を書いたり送迎バスを用意したり、優先的に泊まれるホテルの確保ができると親切なおもてなしになります。
◯自分で確認すること
- 景色の良さは十分か
- 工事などの騒音がないか
- 会場は室内もガーデンも、理想のイメージに近い雰囲気か
- 会場は写真や映像に撮ったときに印象的か
会場の設備や演出について
◯プランナーさんに質問すること
- 会場の音響や映像設備
- 雨の日の演出変更の有無
特にガーデンウエディングは、雨で演出が変わりやすいもの。
雨なら会場が室内に変更になるのか、演出に使う予定の花やバルーンを会場の装飾に使えるか、などをプランナーさんに聞いてみましょう。
◯自分で確認すること
- 会場の天井の高さ
- 収容人数に対する会場の広さ
- 1つのテーブルに座る人数とテーブルの大きさ
- バージンロードの長さは十分か
- ゲスト用の休憩スペースや喫煙室、ベビールームがあるか
- 段差が少ない、スロープが多いなどバリアフリーへの配慮があるか
- 親族用の待機室や、ゲストが着替えたりヘアメイクをしたりできる設備があるか
- 会場の中を移動しやすいか
- 化粧室は広めでキレイなスペースになっているか
必要な設備が見当たらなければ、プランナーさんに「設備自体はありますか?」「会場のどこにありますか?」と質問してみましょう。
段差のある会場も、スロープになる板などで対応してくれることがあるのでこちらも諦めてしまう前にプランナーさんに相談するのが大切です。
スケジュールについて
◯プランナーさんに質問すること
- 1日に何組くらいの新郎新婦が挙式をするか
- 希望しているシーズンに予約できるか
- 結婚式の開始時間はゲストが参加しやすい時間か
- 結婚式当日は余裕を持ったスケジュールにできるか
- 結婚式当日より前にリハーサルができるか
1つ目の「1日に何組くらいの新郎新婦が挙式をするか」が関係するのは、式場のスタッフさんのスケジュールでは?と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかしたくさんのカップルが同じ会場で挙式をするときは、タイトなスケジュールを守って、次のカップルのために会場を空ける必要があるので少しあわただしい印象の結婚式になってしまうことがあるので、プランナーさんにきちんと質問しておいた方がいいでしょう。
結婚式の内容について
◯プランナーさんに質問すること
- 教会式や神前式、人前式など、希望のスタイルで挙式ができるか
- キャンドルサービスやゲストがウエディングケーキを飾り付けるなど、特別な演出はできるか
挙式スタイルの希望はもちろん、キャンドルサービスなどの披露宴の演出も、希望通りのものができるか確認しておきましょう。
ゲストへ提供する食事について
◯プランナーさんに質問すること
- 料理のメインディッシュと品数
- ドリンクメニューのラインナップと品数
- 新郎新婦の地元の料理など、オリジナルのメニューは提供できるか
- 子どもや年配の方が食べやすい料理や、アレルギーのある方への料理にも対応できるか
お料理やドリンクのグレードと品数はゲストの満足度にかかわります。
また、ご年配の方やアレルギーのある方への配慮はとても重要。
お料理を楽しめないゲストがいないように、個別のお料理を出してもらえるか聞いておきましょう。
会場のスタッフについて
◯プランナーさんに質問すること
- プランナーさんの交代はあるか
- 十分な人数のスタッフがいるか
- 牧師さんは国内の方か外国の方か
- 司会者を指名できるか
- カメラマンとは打ち合わせできるか
- スタイリストともメイクの内容やリハーサルなど打ち合わせできるか
プランナーさんとは結婚式まで何度も打ち合わせをすることになります。
そのため途中でプランナーさんが交代してしまうと、最初のプランナーさんと対応が違って混乱してしまうこともあるので、交代する場合はきちんと内容の引きつぎをしてくれるか確認しましょう。
◯自分で確認すること
- 式場スタッフさんの対応
どの式場のスタッフさんも心からおもてなしをしてくれますが、「この式場の対応は若い人向けだな」「こっちの式場の対応は年配の方にやさしいかも」など、どんな対応が得意かが違うことがあるのです。
写真撮影について
◯プランナーさんに質問すること
- カメラマン以外の人も撮影ができるか
- フォトアルバムの内容は自分で選べるか
- 前撮りや後撮りの内容も指定できるか
カメラマン以外の人は撮影できない会場もあるので、先に確認しておきましょう。
フォトアルバムや前撮りと後撮りの内容は指定できることがほとんどですが、式場側がすべて指定するケースもあるので念の為聞いておくと安心です。
衣装や小物について
◯プランナーさんに質問すること
- ウエディングドレスやベールなどの衣装のラインナップは豊富か
- ウェルカムボードの台など演出に使う小物のレンタル費用
- 生花の飾りつけはどんな花を使うのか
ウエディングドレスやカラードレス、ベールやグローブといった小物など、衣装に関するアイテムを豊富なラインナップから選べるかは質問しておきましょう。
ウェルカムボードの台のレンタルには費用がかかるのか、生花の飾りはどんな花を使うのか、といった会場内の装飾も確認しておくと、「見積もりでは考えていなかったオプション代がかかった」「式当日に見たら予想と違った」ということがなくて安心です。
ペーパーアイテムや引き出物について
◯プランナーさんに質問すること
- ペーパーアイテムは持ち込めるか
- 引き出物などの持ち込み料はいくらか
- 式場の提携ショップの引き出物のラインナップにどんな品物があるか
- テーブルクロスやナプキン、ウエディングケーキは実物や写真で確認できるか
席次表やメッセージカードのペーパーアイテムは持ち込めるかどうか、引き出物やプチギフトの持ち込み料はいくらかかるのか、なども質問します。
引き出物は式場の提携ショップがあれば、そちらのラインナップも見せてもらいましょう。
持ち込み料なしで、お得に引き出物を手配できることがあります。
テーブルクロスやナプキンの色やデザインやウエディングケーキの材料やデザインなども写真で見せてもらうと、当日の披露宴の雰囲気が分かります。
支払いに関して
◯プランナーさんに質問すること
- 支払い方法やタイミングは選べるか
- 何の持ち込み料にいくらかかるかを詳しく教えてもらえるか
- キャンセル料はいつから発生して、いくら支払うのか
支払いに関することはとても重要です。
結婚式の準備期間に怪我をしてしまったり、仕事の都合ができてしまったりして、結婚式をキャンセルするしかないこともあります。
キャンセル料はいつからかかるのか、いくらかかるのかなど、きちんと教えてもらってそなえておきましょう。
支払の方法やタイミングに関しては、記事の最後でもご紹介しているので参考にして下さい。
結婚式の仮契約はできる?
結婚式の申込みをする前に、仮契約ができる結婚式場もあります。
仮契約の期間は1週間くらいまでの式場が多いので、その間に冷静に他の式場との比較をしましょう。
いそいで希望の挙式日をおさえようとして本契約の内金を払ってしまったり、あとからキャンセル料を払うことになったりしないように、仮契約ができるかどうか確認するのが大切。
本契約の内金は5万~10万円くらいなので、あせって払ってしまうともったいないです。
仮契約ができるかどうか、プランナーさんに質問して必ず確認しておきましょう。
結婚式の内容を話し合って質問することを決めておこう
ブライダルフェアに行く前に、「私たちの結婚式ではこうしたい」という希望をふたりで話し合っておきましょう。
プランナーさんとの相談の順番は、
Step1.希望どおりの結婚式ができるかを確認するための質問をする
Step2.プランナーさんに見積もりをしてもらう
Step3.見積もりを元に内容のグレードや価格の交渉をする
と3つのステップで進めるのが理想です。
ブライダルフェアに参加する前に、以下の3つのポイントを話し合っておきましょう。
挙式や披露宴のスタイルや理想のイメージ
- 挙式のスタイルは洋風の教会式、和風の神前式、カジュアルな人前式のどれにするか
- 挙式ではウエディングドレスを着たいか、白無垢や色打掛を着たいか
- 料理の固さや味つけ、盛り付けなどに希望はあるか
など、どんな結婚式を希望しているかはカップルによって違います。
ブライダルフェアに参加する前にふたりで話し合って、理想の結婚式を叶えるためにこんなことができたら嬉しい、という内容をリストにまとめておきましょう。
フェアにもリストを持参すれば、質問したいことを忘れずにプランナーさんに聞くことができます。
招待したいゲストの人数や結婚式を挙げたいシーズン
招待するゲストの人数によって、選べる式場やプランの内容、お料理に費用などが変わってきます。
ご年配の方やアレルギーを持つ方、赤ちゃんと一緒に参列される方を招待する場合は配慮が必要なこともあるので、対応できる設備が式場にあることが重要です。
また結婚式を挙げるシーズンや日取りはキャンペーンや割引に大きく影響するので、結婚式の費用が大幅に変わることも。
招待するゲストや結婚式の日取りはご両親の意見も取り入れながら話し合いを進めると、あとから「予定外の配慮が必要になった」「日取りが変わって見積もりよりも高い費用がかかった」というトラブルを防ぐことができます。
予算を決めておくと相談や交渉がしやすい
理想の結婚式のイメージと一緒に、結婚式にかけられる費用はどれくらいか、予算を決めておきましょう。
予算が決まっていれば、プランナーさんに見積もりをしてもらったときに「この配慮項目を増やしたら費用はいくら増えるか」「この演出をなくしたらどれくらい費用がおさえられるか」「このアイテムをもう少し費用をおさえて用意する方法はあるか」などの相談、交渉がスムーズにできます。
結婚式の費用はいつどうやって支払うのか確認しよう
結婚式の費用は、結婚式当日より前に支払うのが一般的。
ゲストからのご祝儀をいただくのは式の当日なので、費用の支払いに余裕が持てないケースもありますよね。
クレジットカードが使えるか、分割払いができるか、結婚式当日に支払いができるかなど、どんな支払い方法があるかをぜひプランナーさんに確認しましょう。
まとめ
「絶対ガーデンウエディングをしたい」
「大安の日に結婚式を挙げたい」
「お料理は私たちの故郷の郷土料理をお出ししたい」
など、結婚式でこだわりたいポイントや譲れないことは、カップルによって違います。
この記事では10個のカテゴリでたくさんの質問を例に挙げましたが、全ての質問をクリアできなくてもOKです。
特におすすめの質問カテゴリは、お料理についてのアレルギー対応や、会場のバリアフリー対応ができているかの確認。
心配りが行き届いた会場を選んで、自分たちの理想の結婚式に参列してくれるゲストにも、幸せな気分になってもらいましょう。
当サイトを運営しているルクリアモーレでも、ブライダルフェアを開催しています。
初めてブライダルフェアに参加する方でもプランナーと相談しやすいショートステイフェアや格安お見積り相談フェアのご用意もありますので、ぜひ一度ご参加ください。 |