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結婚式の前撮りで使う小物としておすすめのグッズや指輪を活かすアイディアをご紹介します。
結婚式の前撮りでは、結婚式当日よりも前におふたりが理想とするシチュエーションで、お好きな衣裳を着て、納得いくまで撮影できます。
素敵な場所とふたりだけでシンプルな前撮りもよいですが、画面に彩りを添える小物を使った多種多様な演出や指輪を活かしたい方はぜひご覧ください。
Contents
結婚式の前撮りは小物がなくても撮影できますが、何十枚、何百枚もの写真を撮ると構図やポーズも似通ってしまい、出来上がりを見たときに「代り映えしない」という感想を抱いてしまうこともあります。
おふたりのイメージにあった小物を活用した演出で、構図やポーズのバリエーションを増やしましょう。前撮りで実現したい世界観をより深める効果も期待できます。
結婚式の前撮りを満足いくものにするためには小物を用意しておくのも選択肢のひとつです。
結婚式の前撮りに使用する小物には2つ、「撮影小物」と「衣裳小物」があります。
撮影小物とはその名の通り撮影に使う小物です。写真の世界観を形作り、構図のエッセンスとして用いられます。
例えば次の写真ではハートの風船が撮影小物に当たります。
一方、衣裳小物とは、ウエディングドレスのヴェールやヘッドアクセサリー、ネックレスのような衣裳に合わせて選ぶアクセサリー類を指します。定番のお花のブーケも、衣装小物と言えます。
次の写真では新郎が新婦の顔の前にかかるヴェールを持ち上げることで、誓いのキスの直前であるかのような構図になっています。
衣裳小物についてもっと詳しく知りたい方は関連記事もぜひご覧ください。
結婚式の前撮りは専門の撮影スタジオなどに依頼することが一般的です。大抵の撮影スタジオでは定番の小物であれば用意しています。小物が用意されているか気になる人は事前にスタジオに確認しておきましょう。
自前の小物を持ち込む際は注意が必要です。
多くの小物を揃えているスタジオでは小物の持ち込みに制限が掛かることがあるからです。どうしても持ち込みたい場合には、事前に自前の小物が持ち込めるかどうか確認しておきましょう。
結婚式の前撮りで使える撮影用の小物を扱う専門店もあります。
撮影スタジオに小物の用意があっても、どんな小物が用意されているかまでわからないケースが多く、当日、おふたりが使いたい小物があるとは限りません。小物にこだわるのであれば、自分で用意するのがよいでしょう。
専門店で小物を購入する費用を抑えたい場合には、撮影用の小物を手作りするのも選択肢のひとつです。
結婚式の前撮りで人気の小物「赤い糸」や「ガーランド」、「扇子プロップス」などは100円均一の店で簡単に手に入る材料で用意し、手作りできます。
撮影小物の名前 | 手作り例 |
赤い糸 | 太目の赤い毛糸に、針金を通す |
ガーランド | HAPPYなどの文字をモチーフに糸でつなげる |
扇子(せんす)プロップス | 扇子を広げた状態で夫や妻の文字や花のモチーフをのり付けする |
結婚式の前撮りに使う小物は、適当に用意すればいいというものではありません。小物選びで失敗すると微妙な仕上がりになることもあるので、小物を準備するときはポイントをおさえて用意しましょう。
結婚式の前撮りの小物を用意するときに考えなければいけないのは前撮りで撮影したい写真の世界観をどうするかです。
例えば、シンデレラのようなコンセプトで写真を撮影したいのに用意したアイテムが紙風船や扇子など和の雰囲気だったら仕上がりがちぐはぐになってしまいますよね。
小物を用意するときはまず、前撮りのコンセプトを決め、撮りたい写真のイメージに合った小物を考えるようにしましょう。
コンセプトイメージをひとつに絞る必要はありません。前撮りしたい構図やポーズごとにコンセプトを決め、イメージにあわせて必要な小物をピックアップしましょう。
前撮りの小物を選ぶときは「動きを出せそうなもの」を選びましょう。
結婚式の前撮りの小物の活用方法は、静けさを演出する「静」と躍動感を出す「動」があります。
例えば「LOVE」というガーランド。
単に壁に飾るだけなら動きは出せませんが、おふたりで手に持つだけで「動」の活用方法になります。ふたりでガーランドを高く持ち上げてくぐってみせたり、ガーランドで顔まわりを縁取りさせたり、発想次第で多様な動きが出せます。
たくさん写真を撮る結婚式の前撮りでは動きのバリエーションが増える「動」の活用ができる小物を選びましょう。
結婚式の前撮りで定番の小物を使うのもいいですが、おふたりの思い出のアイテムを活用し、自分たちらしさを演出するのもおすすめです。
例えば、映画鑑賞が趣味ならお気に入りのキャラクターや衣裳、海外旅行が趣味ならパスポートを使ってみると「自分たちらしい世界観」を演出できます。
結婚式の前撮りでは小物を活用したポーズや構図がたくさんあります。同じ小物でもポーズや構図で印象が変わるので、どんな雰囲気で取りたいか、おふたりで相談して撮影に臨むとよいでしょう。
おふたりのイニシャルや特別な言葉を取り入れたオブジェは結婚式の前撮りでは定番です。上の写真のようにイニシャルオブジェにピントを合わせて、後ろでおふたりのナチュラルな姿を収める構図の人気が高いです。お互いのイニシャルを手に持つのもおすすめです。
カラフルな風船が入るだけで、写真の印象はがらりと変わります。
上の写真のように普通の風船でも構いませんが、ハートの風船をパートナーに向けて飛ばしたり、アルファベット型の風船を使って「LOVE」と作ったりするのもおすすめです。
風船は簡単に手に入って可愛らしい雰囲気が出せるので、ぜひ試してみてください。
赤い糸は言わずもがな「運命の赤い糸」を表しています。
上の写真のようにお互いの指に赤い糸を結んでハート形を作るというのは前撮りでは定番です。
カラー紐に針金を通して好きな形に曲げられる赤い糸で「LOVE」という文字を作ることもできます。
結婚式やパーティーの会場で壁に掛けられているイメージの強いガーランド。文字をメッセージにして壁に飾って撮影するのももちろんいいですが、おふたりで手に持って撮影をすると、動きが出しやすくなります。
結婚式の前撮りでサングラスは、カジュアルさを出せるルユニークな小物です。写真のようなハート形のサングラスをおふたりで掛けるだけでも面白いですが、他にもLOVEやイニシャルなどを象ったサングラスもあるので、シチュエーションやバリエーションにあわせて選びましょう。
女性なら誰でも一度は憧れるであろうシンデレラ。ガラスの靴を男性に跪いて履かせてもらう憧れを、時間のある結婚式の前撮りなら再現できます。
「新郎に神父が透明な靴を履かせてもらう」という構図はシンプルですが絵になりますね。
フォトプロップスは棒や支柱の先に口ヒゲやメガネ、セリフを書いた吹き出しなどがついたアイテムです。吹き出しにメッセージを書いてもいいですし、おふたりの会話にするなど漫画風にしてみてもいいでしょう。
フォトプロップスは他の撮影小物との相性もよく、アイディアと使い方次第で、結婚式の前撮りの演出のバリエーションを増やせるのでおすすめです。
フォトフレームの枠や額縁などを使ったフレームインショットも結婚式の前撮りでは定番です。
たとえば、上の写真のように遠近法を使ってフォトフレームに自分たちを収めて撮影をするやり方があります。
もちろん地面に置くだけでなく、おふたりで手に持って撮影してみてもOKです。
フォトフレームを使うと構図を決めるのに役立つので、他の撮影小物とあわせて使うのもおすすめです。
ウェルカムドールとは、結婚式当日に受付や待合室などにおいておく人形やぬいぐるみのことを指します。一般的なのは写真のような新郎新婦を模した白いテディベアです。
中には小さなころから大切にしていた思い出のぬいぐるみをウェルカムドールとして利用される方もいます。
結婚式の前撮りでこのウェルカムドールと一緒に撮影するのも人気の撮影方法です。ウェルカムドールは新郎新婦の2体だけですが、ほかにもぬいぐるみを用意し、参列者のように見立てると、よりファンタジー感が増してメルヘンな前撮りができます。
生花を花束のブーケに見立ててプロポーズの場面を再現する演出もできますし、花びらを舞わせてフラワーシャワーの中で写真を撮るのもおすすめです。
春ならチューリップ、夏ならヒマワリ、秋ならコスモス、冬ならクリスマスローズなど、季節に合わせた花を使うと撮影したときの季節感も表現できます。
結婚式の前撮りでは白無垢や色打掛、引き振袖といった和装での撮影が人気です。「結婚式ではウエディングドレスを着るけどせっかくなら和装も着てみたい」と考える新婦が増えていると考えられます。
和洋折衷(わようせっちゅう)で和装と洋風の小物を組み合わせるのも個性的で素敵ですが、せっかくなら和の雰囲気を感じられる小物を取り入れて和風で統一した前撮りもしておきましょう。
ぜひ試していただきたいのは和装の撮影小物とポーズは次の5つです。
番傘は和装の前撮りでは定番のアイテムです。少し引きのアングルでも、番傘を持っていると寂しい印象にならないため、和装の衣裳全体を写す構図でに最適です。
上の写真のような赤い番傘はよく映え、おふたりの衣裳を引き立ててくれるでしょう。もちろん白や紫などの色や花の柄が描かれた和傘もあるので、好みの傘を選んでください。
和の代名な小物といえる「扇子」も、和装の前撮りで人気の撮影小物です。
上の写真のようにただ構えるだけでも様になりますが、扇子自体にメッセージを入れたり、開いた状態に造花やドライフラワー、リボンなどのモチーフを貼り付けて「扇子プロップス」にしたりするのも面白いでしょう。
扇子はデコレーションや演出次第でオリジナリティを出せるアレンジのきく小物です。
和装での前撮りなら和紙を使った紙吹雪などにしてみるのもおすすめです。写真のような桜型にしてみたり、ハート型、星型に切り抜いたり、細かく切った色の付いた紙を使って手作りもできます。
和装での前撮りの小物としては「紙風船」もおすすめです。
紙風船はカラフルな色合いなので彩りになります。写真のようにおふたりが紙風船で遊んでいる写真も撮ってみてください。手で弾くという簡単な動きだけでも、写真に躍動感が出ますよ。
折り紙も和装の前撮りで人気です。中でも「折り鶴」は長寿の縁起物の鳥として人気です。
和紙や柄の付いた折り紙で作ったものをおふたりで1つずつ掌に載せると、ぐっと和の雰囲気が強調されます。
もちろん、鶴以外でも構いません。紙飛行機や子どもの頃に好きだったキャラクターを折り紙で再現した折り紙アートも、おふたりの個性が出せるのでおすすめです。
「指輪を小物として使うかどうか」は、結婚式の前撮りでの迷いどころです。
ここからは結婚式の前撮りでの指輪の扱いについてお話ししていきます。
結婚式の前撮りでの指輪の有無について「着けた方がいい」派と「着けないでいい」派に分かれています。
式の前ではあるけども結婚式の写真として撮影するのだから「着けた方がいい」派の方も言い分はもっともですし、結婚式の指輪交換のときまで指輪はとっておいた方がよいから「着けないでいい」派の方も言い分も妥当です。
どちらにするかは新郎新婦の好みですが、結婚式の前撮りで指輪は必須ではない点はおさえておきましょう。
結婚式の前撮りで指輪を着けるか着けないかを判断するときはメリットとデメリットを総合し、おふたりの結論を出すとよいでしょう。
結婚式の前撮りで指輪を使うメリット・デメリットの話の前に、まずは前撮りで使う指輪の種類について整理しておきましょう。
結婚式の前撮りで使える指輪には「婚約指輪」と「結婚指輪」があります。
婚約指輪はその名の通り、婚約をする時に男性が女性に送る指輪のことを指します。
古くは「給料3か月分」と言われていたもので、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれ、デザイン性の高さが特徴です。
普段使いには向きませんが、ドレスなど華やかなフォーマル衣裳に合わせると映えます。
結婚式の前につけていても全くおかしくはないので、結婚式の前撮り向きの指輪と言えるでしょう。
結婚指輪は、夫婦が結ばれた証として、お互いの左手の薬指に着けるものです。結婚式では演出で新郎新婦が指輪の交換をしてお互いの指にはめます。
結婚指輪は一度付けたらその後ずっと外さないことも多いアクセサリーであるため、婚約指輪と比べると装飾は控えめです。
婚約指輪が新婦だけが身に着けているのに対し、結婚指輪は新郎新婦おふたりで身に着けることから、結婚式の前撮りの撮影で使うと、夫婦の絆を演出した写真を思い出に残せます。
結婚式の前撮りで指輪を使うメリットは演出のバリエーションが増えるということです。指輪を使うメリットは主に次の3つです。
指輪を使うと、指や手元にフォーカスした写真を撮影できます。おふたりで手をつないだときに指にきらりと輝く指輪はそれだけで絵になります。
指輪、特に婚約指輪などはそこにあるだけで写真を華やかにします。例えばリングケースと合わせればプロポーズの演出をすることもできます。いわゆる「プロポーズショット」と呼ばれるものです。
少し変化球の撮影方法として、指輪のリングを額縁に見立てて、フォトフレームの代わりとして利用してもオシャレです。リングの中で仲睦まじく寄り添うおふたりの姿は、結婚式の前撮りならではの構図です。
結婚式の前撮りで指輪を使えば魅力的な写真を撮ることができますが、一方でデメリットもあります。
指輪を結婚式の前撮りで使用するときの最大のネックは「指輪に傷がついたり紛失したりしてしまう」可能性がある点です。
綺麗な指輪に傷がつくのは悲しいことですが、もし傷ついたのが結婚指輪だとしたら結婚式当日を傷がついた状態に指輪交換することになってしまいます。
結婚指輪を式の前に紛失した場合は最悪も最悪です。同じ指輪を再度手配しても、間に合わない可能性が高いです。
「絶対に結婚式当日は綺麗な状態がいいし、なくしたくない」という方は、前撮りでの結婚指輪の使用は慎重になった方がよいでしょう。
もう1つ、気になる点は指輪の納期です。
結婚指輪の場合、気に入ったデザインのものが見つかるまで探し回ったり、手直しや刻印を入れたり、なにかと時間がかかります。前撮りで使うことを前提にしてしまうと、指輪選びを妥協してしまうかもしれません。
しかし一生に一度の結婚指輪はできるだけ妥協しない方がいいものなので、結婚式の前撮りにあわせて指輪を選ぶような本末転倒は避けましょう。
結婚式当日は演出で指輪交換を行うのが一般的ですが、結婚式の前撮りで結婚指輪をはめてしまうと、当日の新鮮さがうすれてしまうかもしれません。
結婚式当日に初めて結婚指輪をはめる感動を体験したいのであれば、結婚式の前撮りでの指輪の使用はやめた方がよいでしょう。
結婚式の前撮りで指輪を活かしたポーズは様々な種類があります。今回はその中でも特に代表的な3つの演出をご紹介します。
結婚式の前撮りではプロポーズを再現して撮影する「プロポーズショット」が人気です。花束を掲げてプロポーズを演出しても構いませんが、指輪がある方がより様になるのは間違いありません。
プロポーズをしている雰囲気の写真を撮影しておくと、プロポーズの際の緊張感や最高の笑顔が残せるのは魅力ですよね。
指輪交換の撮影は結婚式当日も行えるでしょう。しかし、納得いく1枚を撮影できるまで何枚でも撮影できる点が結婚式の前撮りの強みです。
また、結婚式の前撮りではビーチや森林の中など場所を選ばずに素敵なロケーションで撮影できるので、普通の結婚式では取れない写真が撮れます。
小指を絡めて、指切り。変わらない愛を約束するイメージのワンショットです。
指輪と二人の仲の良さを演出することができるのが魅力で、夕日をバックに撮影したりするのもよいでしょう。
結婚式の前撮りで使う小物としておすすめのグッズや指輪を活かすアイディアをご紹介しました。
結婚式の前撮りで小物を活用すれば構図やポーズのバリエーションを増やせるほか、前撮りで実現したい世界観をより深めます。結婚式の写真として思い出に残したい写真のコンセプトごとに必要な小物をピックアップし、どんな構図やポーズで撮るかを計画しておくと当日の撮影がスムーズです。
また、指輪を活用すればより魅力的な写真を撮ることができます。ただし、前撮りの小物として指輪を使うと傷がつきやすいなどの注意点もあります。
どんな小物を使うのか、おふたりでよく相談し、素敵な結婚式の思い出を残しましょう。
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