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新郎新婦の母親として結婚式に出席する際の服装で迷っていませんか?
「教会で結婚式だから、母親の服装はドレスでOK?」「お相手のご家族と、服装のテイストは合わせるべき?」など、さまざまな疑問が湧き出てくるに違いありません。
そこで、今回の記事では教会で結婚式をあげるという前提で、母親のあなたが着るべき服装について詳しく説明したいと思います。
これを読めば、お悩みはスッキリ解決!ぜひ、最後までお読みください。
では、ここからはやっと本題に入りまして(汗)、母親が結婚式で着るべき服装について触れていきたいと思います。
挙式および披露宴では、母親が参加する際の服装は「正礼装」です。
礼装とは別名:フォーマルウェアとも言い、冠婚葬祭に関わる儀式に出席するための服装を言います。
礼装には「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3種類があり、結婚式で着る時の服装は「正礼装」とされています。
正礼装は、男性・女性の性別・出席する時間などによっていくつかの種類に分けられます。母親のあなたが結婚式に出席する際の正礼装は、以下となります。
【母親世代(30代後半~60代前半)の礼装の種類】
洋装 | 和装 | |
正礼装 | 昼:アフタヌーンドレス
夜:イブニングドレス |
既婚の親族:黒留袖、または色留袖 |
準礼装 | 昼:セミアフタヌーンドレス
夜:カクテルドレス |
色留袖・訪問着・色無地 |
略礼装 | インフォーマルウェア
(カジュアルなパーティドレス、ワンピースなど) |
付け下げ・江戸小紋 |
具体的なイメージについては、以下の画像をご参照ください。
結婚式で挙式と披露宴に参列する場合の服装は、正礼装です。
しかし、両家ともに「準礼装でいきましょう」と打ち合わせをしている場合、薄いペールトーンのスーツなどの準礼装で参加されるご家族もいらっしゃいます。
特に、ゲストハウスウエディングや少人数挙式の場合では準礼装も多いようですね。
挙式はせずに食事会だけ!というご家族も増えています。
単なる食事会の場合であれば、以下のような略礼装でも失礼には当たりません。
念のため、正礼装の特徴を単にご説明していきますね。
昼間の結婚式に参加する場合は、母親の服装はアフタヌーンドレスが適しています。
ちなみに、男性の場合はモーニングコートやフロックコートが正礼装です。アフタヌーンドレスの特徴は、以下の通りです。
ーアフタヌーンドレスとは?
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なんとなく、皇室の方がお召しのドレスを想像するとイメージしやすいかもしれません。
最近では、結婚式ドレスレンタルサイトなどで膝丈のワンピースのことを「アフタヌーンドレス」と表現している場合もありますが、正式ではありません。
イブニングドレスは夜に行われる結婚式の際に着用するドレスです。
アフタヌーンドレスとデザインは似ていますが、イブニングドレスの方が露出度は高いものとなっています。
ーイブニングドレスとは?
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続いて、和装の正礼装をみていきましょう。
和装の正礼装では、洋装のように時間での区別はありません。但し、「既婚」か「未婚」という区別があります。
既婚のあなたが子供の結婚式に出席するなら、黒留袖を選びましょう。
ー黒留袖とは?
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教会というキリスト教が主体の場所に着物で参列することに違和感をもつ方も少なくないようです。
結論から言えば、教会に着物で参列することは全くおかしくありません!
例えば、極論ですがあなたがインド人の母親だとして、インド人の息子が日本人のお嫁さんと結婚する時に、神社で結婚式を挙げると仮定しましょう。
その際、あなたは相手のお嫁さんの国籍に合わせて慣れない着物を着ないといけないのでしょうか?
答えは「ノー」。
インドの礼装であるサリーまたはサルワール・カミーズの着用で問題ありません。
教会での結婚式に黒留袖を着ていかれるお母さまはたくさんいます。
ご安心ください。
結婚式では家族の服装の統一感が大切です。
新郎新婦との記念撮影で統一感を出すために、事前に家族で相談して服装の格や種類を決めておくようにしましょう。
ヨーロッパやアメリカとは文化が違う日本。
母親世代の私たちにとって、肩だし・背中だしのイブニングドレスを着用するのは正直気が引けることでしょう。
ちなみに、外国人の結婚式では母親も以下の画像のように、脚や腕を出しているケースが多いようです。
しかし、ここは日本。結婚式の母親の服装は、胸元の露出度は高くないドレスまたは黒留袖を着ている方が多いです。
夏場であれば、ひざ丈のスカートや腕だしのデザインのドレスの方も数多く見かけます。
もし可能なら、事前に結婚相手のご両親に服装を確認した方がよいでしょう。しかし、事前に打ち合わせができないケースもありますよね。
事前に打ち合わせができないのであれば、せめて黒留袖やフォーマルドレスを着用して、格上の服装を心がけましょう。
結婚する夫婦の親は、親族よりも核上の服装をするのが常識とされています。
アンサンブルスーツは略礼装です。挙式の場合は避けた方が無難でしょう。身内だけの食事会などであればOKです。
ドレスの種類によっては、黒の着用もOKです。露出を避け、シルクなどの光る素材やパールのネックレスなどで「晴れ」の演出をすれば、黒のドレスでも十分着用できます。
最近のドレスレンタルサイトでは、一見ワンピースにしか見えない洋服も「ドレス」と記載している場合もありますよね。普段着で着られるもの=ワンピース、普段着では着られないもの=ドレスと考えてみてはいかがでしょう。
教会で結婚式をあげる場合の母親の服装は、黒留袖かフォーマルドレスがほとんどです。
結婚は家族同士の結びつきでもあるので、お相手の家族や旦那様にも「何着ていく?」と事前に軽く聞いてからチョイスすることをおススメします。
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