結婚式準備

顔合わせ食事会の席順例と決め方のポイントを解説

結婚が決まったら、両家顔合わせの食事会を行いましょう。顔合わせの食事会では、お2人と両親、兄弟姉妹や親族が参加します。会場が決まったら、当日の席順を決めておくと良いです。

今回の記事では、顔合わせの食事会での席順の決め方のルールやポイントを解説しています。また、パターン別の席順の例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

上座と下座のルールを知っておく

出典:PIXTA

顔合わせの食事会では、必ず守らなければいけない席順のルールはありません。しかし、多くの方が上座と下座を考慮して、顔合わせ食事会の席順を決めています。顔合わせ食事会の席順を決める前に、上座と下座のルールについて知っておくと良いです。

【上座と下座】
上座・下座 解説
上座
  • 入口から一番遠い席
  • お客様が座る場所
  • 一番居心地が良いとされている
下座
  • 入口に一番近い席
  • 招待した側が座る

人の出入りが多く慌ただしさを感じることがある

顔合わせの食事会では、女性側が下座、男性側が上座に座るケースが多いようです。

和室の場合、床の間の一番近くが上座です。

略式結納 着席順

画像素材:LeCrit(ルクリ)

円卓の場合は、入り口側に女性の家族で座りましょう。

必ずしも上座と下座を守って席順を決める必要ないため、迷った場合は両家で相談して決めると良いです。

顔合わせの食事会|参加者のパターン別の席順例

画像素材:PIXTA

顔合わせ食事会へ参加する組み合わせごとの席順の例をチェックしておきましょう。

【顔合わせ食事会:参加者のパターン】
  • 結婚する2人+の両親
  • 結婚する2人+両親+兄弟姉妹
  • 結婚する2人+両親+祖父母

顔合わせ食事会の席順に明確なルールはないので、例を参考にして両家で話し合って決めると良いです。

結婚する2人+両親

上座に男性側、下座に女性側で座るケースがほとんどです。それぞれ、父・母・本人の順番で並んで座りましょう。婿養子の場合、上座に女性側、下座に男性側が座るケースもあります。また、両親同士が初めて会う場合、本人たちが真ん中に座ることで会話がはずみ和やかな雰囲気で食事会ができます。

どちらかの親が1人しか参加できない場合は、父(または母)・本人の順番で座ります。両家で参加人数を合わせたい場合は、祖父母や兄弟姉妹に参加してもらいましょう。祖父母または兄弟姉妹が代わりに参加する場合は、父(または母)・本人・祖父母(兄弟姉妹)の順で座ります。両親の代わりに祖父母や兄弟姉妹が参加する場合は、相手のご家族に知らせておきましょう。

結婚する2人+両親+祖父母

父・母・本人・祖父母の順番で座りましょう。年齢を考慮して祖父母に奥に座ってもらうケースもあります。しかし、足が不自由な場合やサポートが必要な場合は、家族が手助けをしやすいように席順を入れ替えても良いでしょう。

結婚する2人+両親+兄弟姉妹

多くの場合、父・母・本人・兄弟姉妹の順番で座ります。兄や姉の年齢を考慮して、父・母・兄(姉)・本人の順番で座っても良いでしょう。兄弟姉妹の座席は、両家で話し合って決めます。

顔合わせの食事会|席順を決める3つのポイント

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顔合わせ食事会の席順を決める際には、以下の3つのポイントを押さえておくと良いです。

【顔合わせ食事会:席順決めのポイント】
  • 双方の両親と相談して決める
  • 参加者同士の立場を合わせた席順にする
  • 双方の参加者の人数を合わせる

双方の両親と相談して決める

顔合わせの食事会は、形式が決まっていないカジュアルなものです。席順や会場について、双方の両親にこだわりがあるかを確認し、お互いの意向を尊重しながら決めましょう。

また、カジュアルな顔合わせの食事会ではなく、形式にのっとった結納を両親が希望するケースもあります。結納では、席順のルールが決まっているので、事前に確認しておきましょう。結納について、以下の記事で詳しく解説しています。

略式結納とは?正式結納との違いや注意点を解説

参加者同士の立場を合わせた席順にする

父親同士、母親同士など、立場が同じ人が対面するように席順を決めることで、会話が盛り上がりやすくなります。両親同士が初対面の場合は、本人たちが真ん中に座ることで会話がスムーズに進むでしょう。サポートが必要な親族が参加し、席順を変える場合は、事前に相手の家族に伝えておくことがマナーです。

双方の参加者の人数を合わせる

できるだけ双方の参加者の人数を合わせましょう。片方が両親と兄妹、祖父母で参加し、もう一方が本人と両親のみ、というように人数の差が大きくならにように注意します。双方の参加人数の差が大きくなると、座席のバランスが悪くなり全体での会話が難しくなったり、食事代に差が出てしまったりする可能性があります。

片方の親や祖父母が1人しか参加できない、というような多少の人数の差は気にする必要はありません。大きな差がでないように、事前に参加人数について両家で話し合っておきましょう。

顔合わせの食事会|席順を決めた後にするべき準備

顔合わせ食事会の席順が決まったら、2つの準備を進めましょう。

【顔合わせの食事会:席順を決めた後にする準備】
  • 会場に席のセッティングを依頼
  • 参加者に席順を知らせる

会場に席のセッティングを依頼

会場に、当日の参加人数と席順を知らせておきましょう。双方の参加人数にズレがある場合、バランスよくセッティングしてほしいと伝えます。男性側が4人、女性側が3人というように偶数と奇数の場合は、座席の間隔を調整してもらいましょう。

参加者に席順を知らせる

顔合わせ食事会の当日、会場でスムーズに着席できるように、双方の家族に事前に座席を知らせておきます。席次表を配布したり、当日会場の席に名前を記載した席札を置いたり、参加者が迷わないように配慮しましょう。

顔合わせの食事会|準備と当日の流れ

事前準備

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顔合わせの食事会までにしておきたい準備と、当日の流れをチェックしておきましょう。

【顔合わせの食事会|準備】
  • 日程を決める
  • 会場の手配
  • 席順を決めて案内を送る
【顔合わせの食事会|当日の流れ】
  • 待ち合わせ
  • はじまりの挨拶
  • 両家の紹介
  • 結婚記念品のお披露目
  • 食事~乾杯
  • 結びの挨拶
  • 記念撮影

準備や当日の流れについての詳しい解説は、以下の記事でご確認ください。

顔合わせ当日までの流れや進め方、知っておきたいマナーを解説

まとめ

両家顔合わせの食事会では、事前に席順を決めておきましょう。明確な席順のルールはありませんが、上座や下座を意識して決めると良いです。また、双方の両親の意向を確認して、顔合わせの形式や席順を決める際の参考にしましょう。お互いの両親が初めて会う場合、父親と母親の間に本人が座ることで、会話が盛り上がりやすくなりおすすめです。

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